NEC、IDC社レポート「Japan Managed Detection and Response Services 2025 Vendor Assessment」でリーダーに選出

プレスリリース発表元企業:日本電気株式会社

配信日時: 2025-12-05 11:00:00



NECは、International Data Corporation(IDC)が発刊したレポート「IDC MarketScape: Japan Managed Detection and Response Services 2025 Vendor Assessment」(IDC # JPJ53015825 ,2025年11月)において、リーダーの1社として評価されました。

<レポート(抜粋版:無料)はこちら(閲覧期限:2026年11月6日まで)>

本調査レポートは、国内マネージドセキュリティサービス市場におけるMDR(Managed Detection and Response)サービスを提供する主要ベンダーを対象に、IDC MarketScapeモデルに基づき「戦略」および「能力」の評価を行い、その分析結果を報告しています。また、ユーザー企業が、マネージドセキュリティサービスベンダーを選定する際に留意すべき事項を提示しています。

IDCは本レポートにおいて、「NECが開発した生成AI「cotomi(注1)」を用いることによって、生成AIの挙動を検証できることは信頼性と透明性の向上につながり、差別化要因となる」「いち早くエージェンティックAIを用いたセキュリティの運用サービスの提供を開始するなど、AIを活用したサービスの開発力も強みの一つ」「脅威アクターの行動を分析するなどの独自の脅威インテリジェンスを活用した検知能力を自社で有している」をNECの強みとして挙げています。

IDC Japan 山下頼行アナリストは、次のように述べています。「NECは、エージェンティックAIを活用し、システムリスク診断や情報セキュリティ内部監査に対応する複数のツールを開発しており、業界ガイドラインへの適合性を確認するツールも開発中である。脅威インテリジェンスでは、脅威アクターや攻撃グループの分析を含むリスクベースのアプローチを採用した独自の取り組みを行っている。さらに、Cyber Intelligence & Operation Centerを司令塔としたセキュリティサービスにおいて、脅威検知やトリアージ、定型的な対応の自動化に加え、SASEやネットワーク製品を含むデータの相関分析や自動遮断にAIや機械学習を活用し、複数製品をまたいだ自動防御を実現する計画である。こうした取り組みを通じて、顧客のセキュリティ運用を支援するパートナーとして存在感を高めている。」

今回評価されたように、NECはマネージドセキュリティサービス領域において、重要インフラなどのミッションクリティカルなシステムを長年支えてきました。この実績とノウハウを活かし、NEC独自の脅威インテリジェンスとAI技術を融合した次世代サイバーセキュリティサービス「CyIOC(サイオック)(注2)」の提供を通して、国内およびグローバルに事業を展開する企業のサイバーレジリエンス強化を包括的に支援します。さらに、「AIセキュリティセンター(注3)」を中心に、NECの先端技術研究開発力とセキュリティ専門家の知見を組み合わせ、お客さまのセキュリティ業務の高度化・効率化に向けた新たなサービス開発に取り組みます。

NECは、価値創造モデル「BluStellar(ブルーステラ)」(注4)のもと、業種横断の知見と最先端テクノロジーによりビジネスモデルを変革し、社会課題とお客さまの経営課題を解決に導きます。そのコアテクノロジーであるサイバーセキュリティでは、「.JP(日本のサイバー空間)を守る」のスローガンのもと、複雑化・高度化するサイバー攻撃の脅威に対応するため、CyIOCを中核としたセキュリティサービスを提供しています。今後もAIをはじめとする先進技術やサイバーセキュリティのインテリジェンスを活用し、安全・安心な日本のデジタルインフラの実現に貢献していきます。
IDC MarketScapeについて
IDC MarketScapeベンダー評価モデルは、特定の市場におけるITサプライヤー、サービスプロバイダーの競争力の概要を提供するように設計されています。
この調査では、定性的および定量的な基準に基づく厳密な採点方法を用いて、特定の市場内における各企業のポジションを単一のグラフィカルな図で表現します。
IDC MarketScapeは、ITベンダーの製品・サービス、能力、戦略、現在および将来における市場での成功要因を有意義に比較できる明確なフレームワークを提供します。
また、このフレームワークを利用することで、ITバイヤーは、対象ベンダーの現在および将来に亘る強みと弱みを360度で評価できるようになります。

(注1)
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1151/78149-1151-eb2d0917fb83df3e58a8318765f13c61-226x74.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





「cotomi(コトミ)」は NEC が開発した生成 AI の名称です。ことばにより未来を示し、「こと」が「みのる」ようにという想いを込めており、生成 AI を軸にお客さまと伴走するパートナーでありたいと NEC は考えています。
https://jpn.nec.com/LLM/index.html

(注2)
インテリジェンス駆動型次世代サイバーセキュリティサービス
https://jpn.nec.com/cybersecurity/service/cyioc/index.html

(注3)
AIセキュリティセンター
https://www.nec-security.co.jp/company/ai_securitycenter.html

(注4)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/78149/1151/78149-1151-03a2b2515ff292b79fd827558d2efaa0-595x135.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]





「BluStellar(ブルーステラ)」は実績に裏打ちされた業種横断の先進的な知見と長年の開発・運用で研ぎ澄まされたNECの最先端テクノロジーにより、ビジネスモデルの変革を実現し、社会課題とお客様の経営課題を解決に導き、お客様を未来へ導く価値創造モデルです。
https://jpn.nec.com/dx/index.html

<本件のお問い合わせ先>
NEC サイバーセキュリティ事業統括部
https://jpn.nec.com/cybersecurity/index.html

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