ピカリング、BMSテストを簡素化、高速化する新しい5Aバッテリ・シミュレータ・モジュールを発表
配信日時: 2025-10-20 10:00:00
スケーラブルなモジュール設計が可能なPXI/PXIeソリューションにより開発サイクルの短縮、総所有コストの削減、安全性の向上を実現
電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーション・ソリューションのリーディング・サプライヤであるピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は、PXIバッテリ・シミュレータ・モジュール製品ラインナップに、コンパクトなシングル・スロット・フォームファクタのモデル「41-754」(PXI)と「43-754」(PXIe)を追加すると発表しました。これらは2チャネルまたは4チャネルのバッテリ・シミュレータで、1チャネルあたり最大8V、5Aを供給できます。チャネルは他のチャネル、グランドから完全に絶縁されており、直列接続することでスタック・アーキテクチャでのバッテリ・シミュレーションが可能です。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/50349/62/50349-62-59652f8478a88512683e2285457a526b-1200x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
ピカリングのシミュレーション・プロダクト・マネージャーのStephen Jenkinsは「今回の5Aバッテリ・シミュレータ・シリーズは従来の300mAシミュレータから大幅にアップグレードされており、BMS(バッテリ・マネジメント・システム)の試験を簡素化、高速化します」と述べ、さらに「最大4つの完全に絶縁したチャネルを備え、低電圧および高電圧スタックにおけるバッテリ・セル/モジュールのエミュレーションを実現します。高電流出力と正確なリードバック機能をコンパクトな筐体内に収め、EV(電動自動車)や蓄電システムなど要求度の高いアプリケーションに理想的です」と語りました。
業界標準のPXIフォームファクタを備えているのでモジュラー型テスト・システムとシームレスに統合し、柔軟でスケーラブルなオープン・アーキテクチャを構築できます。高電圧が必要になったらモジュールを簡単に追加できるため、資本コストを最小限に抑え、将来のシステム投資に備えることが可能です。このモジュール方式は、障害挿入ユニット(FIU)や熱電対シミュレータなど、他のPXI/PXIe機器(サードパーティ製モジュールを含む)との統合にも対応しており、先進的な障害試験や熱応答試験を行うことができます。
バッテリ管理システムの開発者は、このモジュールを使用することにより、セルの不均衡や老朽化、温度の影響などの障害をシミュレートしたり、過充電や短絡などの極端な異常状態を安全に試験したりすることが可能です。すべてのチャネルはグランドおよび相互間で完全に絶縁されており、1,000V(チャンル対グランド)、750V(チャンル間)の絶縁バリアにより、最新のBEV(バッテリ電気自動車)の駆動システムに使われるバッテリ・スタックを忠実に再現します。各チャネルは最大16セルを並列でシミュレーションしながら、各セルに必要な300mAのバランス電流を供給することができます。そのため最終的に開発サイクルの短縮、順応電圧の低減による安全性の向上、総保有コスト(TCO)の削減につながります。
実際のバッテリを用いて不均衡状態や極端な条件下で試験を実施すると、高電圧や熱暴走のリスクがあるため危険です。ピカリングのバッテリ・シミュレータはエネルギーを蓄えずにセルをエミュレーションするため、こうした安全上のリスクを排除でき、高リスクな環境で安全に試験を実施するための代替手段となります。従来のように実際のバッテリを充放電させる方式とは異なるため、瞬時に試験条件を切り替えることが可能です。充放電を待つ必要がないため、試験時間が大幅に短縮され、一貫性と再現性の高い結果を得られます。実際のセルのように経年劣化することがないため、一貫性と再現性のある条件が保たれます。これは、さまざまなセッション間での結果を比較するのに理想的です。
5Aバッテリ・シミュレータは、ソフトウェア開発やセル・バランシングのアプリケーションに適しており、デスクトップ環境で低い順応電圧のオープン・ループ設定することができます。また、これをリアルタイム・システムでのクローズド・ループ・アプリケーションにスケールアップすることも可能です。このようなHIL(Hardware-in-the-Loop)試験を通じて組込み制御システムと並行してバッテリ・モデルをシミュレーションできるため、SOC(充電状態)、SOH(健全性)、セル劣化などのアルゴリズムをリアルタイムで検証できます。
エネルギー貯蔵システム(ESS)や再生可能エネルギーの開発者は、家庭用蓄電池のシミュレーション、大規模蓄電設備の検証、コンプライアンスや安全性の評価に5Aバッテリ・シミュレータを活用できます。さらに、バッテリ・セルへの負荷を最適化することでバッテリ・パックの長寿命化を図ることも可能です。これは特にエネルギー貯蔵用途に再利用された古いバッテリ・パックで効果的です。
航空宇宙・防衛分野、電動航空機、ドローン、軍用車両では、安全性が極めて重要なシステムの試験に信頼性の高いバッテリ・エミュレーションが求められています。産業機器や電動フォークリフト、鉱山用車両、ロボティクス、船舶用動力などでは、いずれも高出力の産業用バッテリとBMSを統合した試験ソリューションが必要とされています。
Windows、Linux、リアルタイムOSに対応したドライバを提供しており、他社製品にはない特長となっています。ピカリング インターフェースではすべての製品に対して標準の3年保証と長期製品サポートを実施しています。価格、開発環境と連絡先に関して詳しくは https://www.pickeringtest.com/ja-jp をご覧ください。
Design, Deploy & Sustain Your Automated Test System
ピカリングインターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。
ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国、マレーシアでの直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。日本では、アンドールシステムサポート株式会社(https://www.andor.jp/)がピカリング インターフェースの総代理店となっています。
現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。
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