嗅覚過敏・化学物質過敏症の方を対象にした洗濯洗剤に関するアンケート募集
配信日時: 2025-03-26 11:12:25
無香料で安全な洗濯洗剤の商品開発を目指した事前調査
株式会社クリスタルロード(東京都中央区、代表取締役:加藤 路瑛)が運営する感覚過敏研究所は、Shin株式会社(静岡県浜松市、代表取締役:小畑伸次郎)と共同で、嗅覚過敏・化学物質過敏症の方を対象にした洗濯洗剤に関するアンケートを実施いたします。
においや化学物質に敏感な方の声をもとに、より使いやすい洗濯洗剤の開発・紹介を目的としています。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46913/67/46913-67-195aee173cbaccb6c8a42b007a6d6536-1600x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
アンケート概要
・対象者:嗅覚過敏・化学物質過敏症・においに敏感な方、またはご家族
・年齢:年齢不問(保護者がやご家族の代理回答可能)
・所要時間:5分程度 (全15問)
・募集期間:2025年4月30日頃
・アンケート方法:Googleフォームによるオンライン回答
アンケートの詳細・回答
以下のURLよりご確認ください。
https://kabin.life/news/12347/
嗅覚過敏とは
嗅覚過敏とは、においに対して過敏に反応してしまう感覚の特性です。においによって不快感や体調不良を引き起こすことがあります。代表的な症状には、頭痛、吐き気、めまい、息苦しさ、集中力の低下などがあり、生活の質に大きな影響を及ぼすこともあります。
においに反応する度合いや種類は人によって異なり、香水、食べ物、整髪料、タバコなど、さまざまなにおいが刺激となり得ます。そのため、においが強い場所を避けて生活せざるを得なかったり、人混みや公共交通機関が苦手になったりするなど、日常生活に制限が生じるケースもあります。
嗅覚過敏は、発達特性やストレスの影響などと関連していると言われており、医学的な明確な定義がまだ十分に確立されていない部分もあります。しかし、当事者にとっては確かに「においがつらい」という現実があり、その声に耳を傾け、理解を広げていくことが求められています。
化学物質過敏症とは
化学物質過敏症(MCS: Multiple Chemical Sensitivity)は、柔軟剤、洗濯洗剤、芳香剤、タバコ、建材、防虫剤、排気ガスなど、日常的に使われている微量な化学物質に反応し、全身症状が現れる疾患です。
症状には、頭痛、倦怠感、吐き気、呼吸困難、思考力の低下などがあり、日常生活や仕事、通学に大きな影響を及ぼすことがあります。
現在の日本では、診断できる医療機関が限られており、社会的な理解もまだ十分とは言えません。
見た目ではわかりにくい症状のため、「気のせい」や「わがまま」と誤解されてしまうこともあり、本人の苦しさや困難さが伝わりにくいという現状があります。
嗅覚過敏と化学物質過敏症の違いについて
嗅覚過敏は、においに対する感覚が過敏になり、頭痛や吐き気などの体調不良を引き起こす状態を指します。香水や食べ物、洗剤の香りなど、においそのものが刺激となります。
一方で、化学物質過敏症(MCS: Multiple Chemical Sensitivity)は、洗剤や柔軟剤、建材、化粧品、排気ガスなど、日常に存在する微量な化学物質そのものに身体が反応し、全身症状が出る疾患です。香りの有無に関係なく、無香料製品でも化学物質が含まれていれば症状が出ることがあります。
両者は症状や生活上の困難に共通点がありますが、原因や反応する対象が異なるため、製品選定や配慮の方法も異なる視点が必要です。
洗濯洗剤による健康影響への配慮が求められています
嗅覚過敏や化学物質過敏症のある方にとって、洗濯洗剤や柔軟剤に含まれる香料や成分が、体調不良の原因となることがあります。頭痛、吐き気、めまい、呼吸困難など、さまざまな症状が日常的に引き起こされ、生活に大きな支障をきたすケースもあります。
嗅覚過敏の方は、わずかな香りにも過敏に反応し、強い不快感や体調不良を感じやすい傾向があります。
化学物質過敏症の場合は、香りの有無にかかわらず、洗剤に含まれる化学物質そのものに反応し、症状が現れることがあります。
問題は、本人が使う製品だけにとどまりません。他人の衣類に残った洗剤の香りや、隣人の洗濯物から拡散されるにおいなど、自分ではコントロールできない場面でも症状が誘発されるため、深刻なストレスや生活上の困難を抱える人がいます。
しかし現在、市場では香りの強い商品が主流であり、無香料・低刺激の洗剤は限られています。こうした状況を改善するには、香りや化学物質に敏感な方々の声を正確に把握し、製品開発や情報提供に反映していくことが求められています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46913/67/46913-67-9070d714ba1f860f034d4527191f122f-3900x900.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社クリスタルロード/感覚過敏研究所
感覚過敏研究所は感覚過敏の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。
https://kabin.life/
また、感覚過敏課題解決アパレルブランド「KANKAKU FACTORY」を展開している。
https://kankakufactory.com/
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