京都市の社会福祉施設「COCO・てらす」がRAG型生成AIサービス【OfficeBot】を採用
配信日時: 2024-10-25 11:30:00
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:池田 昌史、以下 ネオス)が提供するAIチャットボットサービス【OfficeBot】がこの度、京都市が運営する施設「COCO・てらす」に導入されました。「COCO・てらすAIチャットボット」として10月30日より運用開始を予定しており、市民向けの問い合わせ対応を通じた施設の利用促進、並びに利便性向上を図ってまいります。
■ 利用者のリテラシーや、時間・場所を問わない対応でスムーズな施設利用をサポート
京都市では、2024年1月に地域リハビリテーション推進センター、こころの健康増進センター、児童福祉センターからなる一体化施設「COCO・てらす」を開所し、地域の支援力および全市的な対応力の強化を推進しています。
市民における施設の利用促進、並びに利便性向上に向けた取り組みとしてチャットボットの活用を検討するなかで、【OfficeBot】の特徴である高い回答精度や、幅広い内容および質問にも柔軟に対応できる点などが評価され、この度導入いただく運びとなりました。これにより、「COCO・てらす」の各施設の利用方法や制度・手続き等について、誰もが気軽に24時間365日問い合わせをすることが可能となり、よりスムーズな施設利用を支援いたします。また、チャットボットによる迅速かつ一貫した情報の提供や、多言語への対応などのサービス向上につなげてまいります。
行政での生成AI活用においては、情報の信頼性や利便性などの観点で高いレベルが求められます。加えて、市民向けという観点からもより慎重な検討が行われるとともに、公募型プロポーザルの審査を通じて【OfficeBot】の有用性を検証いただきました。その結果、独自のチューニングによる回答精度の高さや、リテラシーを問わない利便性、少人数でも運用できる管理機能などが評価(※下記参照)され、この度の導入に至りました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/414924/img_414924_1.png
<導入決定の評価ポイント>
●高い回答精度と対話型のチャットUX
・質問の文脈や意味を捉え、的確な回答を提示
・生成された回答内容に対して追加質問が可能(連続対話)
●誰でもわかりやすく使える
・高い視認性や端末に応じた画面表示、リテラシー問わず高度な対話体験を可能にするUI/UX設計
・英語、中国語、韓国語、フランス語などの多言語対応
●充実したファクトチェック機能
・回答の出典情報や生成プロセスを可視化する機能を搭載
●運用しやすい管理画面
・最適化された設定処理により管理者側の細かい調整作業は不要
・質問ログや利用状況、回答の評価などを確認して改善をするPDCA活用が可能
京都市は今後の運用について、利用状況の分析により回答精度の向上を図るとともに、寄せられた質問を基に回答範囲を拡大していく方針です。ネオスにおいてもこの取り組みを支援するとともに、自治体における【OfficeBot】の導入を通じたDX推進を加速してまいります。
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<利用イメージ>
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●「COCO・てらすAIチャットボット」にアクセスし、質問を入力することでチャットボットが回答を自動生成
●質問の具体性に応じてより精度の高い回答を出力
また、生成された回答の出典を確認することも可能
●ユーザーは生成された回答を評価することが出来、これを基に回答内容のアップデートや精度を向上
※ご利用の際は、個人情報保護のため特定の氏名や連絡先などは入力しないようご注意ください
■ 【OfficeBot】について
【OfficeBot】は2016年の提供開始以来、自然言語処理技術を活用したAIアシスタントサービスとして業界・業種問わず、企業や自治体を中心に幅広く導入されています。ChatGPTをはじめとする生成AIの利用拡大に伴い、日本国内でいち早くRAGに対応し、最先端AIサービスを統合、豊富な導入実績とベストプラクティスを活用した検索アルゴリズムと対話プロンプト技術による高品質なRAGをリーズナブルに提供しています。
現在は最新言語モデル「GPT-4o」に対応のほか、多言語への対応や、AI OCR機能の実装など、様々なユースケースにも対応できる実践的な機能を拡充しております。組織における生成AI活用をはじめとしたDX、問合せ業務効率化やナレッジ共有による属人化の解消などの課題解決を支援します。
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■ AIソリューション【AIdeaSuite】のご紹介
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ネオスでは、チャットボット事業を通じて培ってきたAIの知見や技術を活かし、各社専用のセキュアなAIチャット環境をスピーディーに構築・提供することが可能なフレームワーク【Aidea Suite】を提供しています。組織内における安心・安全なGPT利用に加え、固有の業務やサービスニーズにフィットさせたAIソリューションへのカスタマイズにも対応しています。企画検討段階からご要望に応じた活用提案を行うことでビジネスにおけるGPTモデルの活用を幅広く支援するとともに、最新言語モデル「GPT-4o」対応により最先端のAI導入を手軽に実現いたします。
表3: https://www.atpress.ne.jp/releases/414924/table_414924_3.jpg
ネオスでは今後も、最先端のテクノロジーを活用した AI 事業を通じて社会における DX 化を支援してまいります。
<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供
◆IoT&デバイス事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供
<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発
※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
※Microsoft、Azure は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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プレスリリース提供元:@Press
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