“ア屋” the beginning of exhibition 代官山・SISON GALLERyにて2024年3月3日~17日開催

プレスリリース発表元企業:株式会社シソン

配信日時: 2024-02-14 10:30:00

“ア屋”Image

奥村乃 作品

川地あや香 作品

株式会社シソンはSISON GALLERy(東京都渋谷区)にて、交流が深い7組のアーティストと、ギャラリー運営を行う野口アヤがデザインする ayanoguchiaya の9回目の新作発表とあわせて、両者がコラボレートし制作した作品を展示販売する、新たな形の企画展を2024年3月3日より17日まで開催いたします。

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“ア屋”Image

少しお祭り気分をイメージして「ア屋」と銘打っての1回目のスタートです。

ひとつひとつ、地道な手仕事で描かれたり縫い合わされたり形作られたりした中身の詰まった、触ることも使うことも着ることもできる実体のある芸術、個性豊かで色濃い世界を持つアーティストたちがそんなスペシャルな作品を制作、ayanoguchiayaでは新作にあわせて過去のサンプルなどをリメイクした一点物の作品的アイテムも出展する予定です。

ayanoguchiayaとSISON GALLERyが考える、よりアートギャラリー的な新しい展示の場となれば幸いです。どんな楽しい景色が見られるのか、新鮮なノスタルジーを確かめに、ぜひお出かけください。


■参加アーティスト(五十音順)
<Dai Okumura 奥村乃>
サーファーにして書家。古物商でもある。千葉県いすみ市在住。埼玉県生まれ。1994-99年をロサンゼルスで過ごす。都内でリサイクル業に従事したのち、2015年コンテンポラリーアンティーク集団「畳」
tatami antiquesを発足。2022年、古道具の仕入れで大量の古い和紙が出たことをきっかけに作品制作を始める。
Instagram @dai_okumura https://www.instagram.com/dai_okumura/

昨年ayanoguchiayaの服をにぎわした、奥村の作品を使ったテキスタイルが記憶に新しい。いつもは古い大きな和紙に水墨でダイナミックに絵や文字を表現しているが、今回は小さめの和紙に猫を描いた作品を予定。

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奥村乃 作品

<Ayaka Kawachi 川地あや香>
金工作家・菓子制作家(カワチ製菓)。山形県在住。スプーンやトレイなど暮らしの道具を制作し、季節によってはお菓子屋としても活動。山の上の豪雪地の築90年の古民家を改修し家族3人で暮らし、自然の中での生活や仕事、子どものことなど日々の記録を発信中。著書に「おやつとスプーン」(パイインターナショナル)がある。
instagram @kawachingkawachi

山形の豪雪地で、古民家を改装し「生活研究をしている」という川地。野菜や家具、暮らしの中で必要なものを作ることに興味を持ち、金工の制作もその一環。

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川地あや香 作品

<Kumi Kosuge 小菅くみ>
刺繍作家。人物や動物の繊細な表情までを刺繍で表現。繊細な中にどこかクスッと笑えるような作品を生み出し、様々なイベントや個展を開催。美術作品の他、アパレルブランドとのコラボレーション、衣装、広告、メディアなど、その発表の場は、多岐にわたる。著書に「小菅くみの刺繍~どうぶつ・たべもの・ひと~」(文藝春秋)がある。
Instagram @kumikosuge https://www.instagram.com/kumikosuge/
X @kumidesuyone https://twitter.com/kumidesuyone

ayanoguchiayaの洋服に猫や花、フルーツや鳥などを刺繍するだけでなく、モデルとしても登場予定。小菅の作品はシュールでキュートでカルチャーを感じるものばかり。常に面白いものや、ひっかかるものを探して街を歩いている彼女ならではのセンスが溢れている。

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小菅くみ 作品

<Saeko Takahashi 高橋彩子>
バッチ作家。横浜生まれ。メキシコに渡り人形劇団を主宰する女性に師事したのち、アッチコッチバッチを作り始める。2020年Diginner Galleryと協働で写真集「Bacchi Works」を刊行。2022年金沢市民芸術村にてアーティスト・イン・レジデンス。IDEE TOKYOにて個展。2023年SISON GALLERyにて個展開催。
Instagram @bacchiworks_saeko https://www.instagram.com/bacchiworks_saeko/

“世界のアッチコッチで集めた民族衣装の布や端材”で作品づくりをする高橋は、今回ネックレスとしても使えるバッチを制作。また、ayanoguchiaya初のアートブックを自身の手製本作品として制作、展示販売の予定。

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高橋彩子 作品

<Mari Tsuchiya つちやまり>
陶芸家。神奈川県葉山町で育ち、高校生の頃にカナダへ留学。帰国後、京都精華大学にて陶芸を学ぶ。横須賀市秋谷に築窯後、長く葉山で活動したのち、東京都文京区へ移転。「道具は使うけれどなるべく機械は使わない」ため、手の温もりが表情豊かなゆがみとなった作品が特徴。ここ数年SISON GALLERyで毎年個展を開催している。今年は4月に開催の予定。
Instagram @potterylove https://www.instagram.com/potterylove/

「美術館よりも博物館や郷土資料館の方が好き」と話すつちやは、作品制作の際、自然や民俗学などからインスパイアされる事がほとんどだという。細やかな植物の絵付けが美しい作品を思うと腑に落ちる。しかし今回のコラボレーションでは、ア屋のテーマに沿って特別に白っぽい、単色の作品を制作予定。

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つちやまり 作品

<Yuri Hasegawa 長谷川有里>
現代美術家。三重県出身。決して本物にはなれない、大切にされるのはいっときだけの、“偽物”という葬られるもの、忘れ去られるもの、捨てられる定めとしての儚い存在に焦点を当て、制作・発表を続ける。東京、名古屋、香川など各地のギャラリーで精力的に個展を開催。ア屋開催後、3月下旬からはSISON GALLERyで個展開催の予定。
Instagram @yurippe85 https://www.instagram.com/yurippe85/

誰もが知ってるようなプロダクトや著名人、キャラクターをあたたかみたっぷりなぬいぐるみ作品へ昇華させる長谷川さん。ユーモアを感じるデフォルメで、思わず笑顔になってしまう。長谷川も野口も過去にデッサンの勉強の経験があったことで今回のコラボでは、毎日のように目にしていたモチーフ、ギリシャ彫刻やオベリスクなどを作品に落とし込む予定。

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長谷川有里 作品


■主催
<Aya Noguchi 野口アヤ>
ayanoguchiayaデザイナー、SISON GALLERyディレクター。
東京都出身。武蔵野美術大学でファッションとアートの境界線をテーマに小池一子に学び、卒業後いくつかのメゾンのデザイナーを経て2000年に独立、夫と共にブランドを立ち上げ15年にわたり運営する。2017年、20年以上続けたデザイナー活動を一旦終了させ、そのショップであった現在築100年となる日本家屋をアートギャラリーとして改装オープン、経営とディレクションを始め現在に至る。2020年よりayanoguchiayaとして服作りも再開した。
Instagram:@___aya_noguchi_aya___ https://www.instagram.com/___aya_noguchi_aya___/
@ayanoguchiaya https://www.instagram.com/ayanoguchiaya/

今回は2年前に野口のルーツにゆかりある山形へ訪れた際に惚れ込んだ伊東広さんの作る山葡萄の籠バッグを別注、中袋を野口が制作したコラボ作品を含め、ayanoguchiayaの新作発表と、過去のサンプルなどをリメイクした一点物の作品的アイテムも展示販売予定。

ayanoguchiaya
https://ayanoguchi.official.ec

日程 : 2024年3月3日(日)~3月17日(日)
会場 : SISON GALLERy
所在地: 東京都渋谷区猿楽町3-18
Web : https://sison.tokyo


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