売上向上効果は月3千万円！AIによる商品推薦システム　試験運用を実施中

小売店のリアル店舗にて実施した第一弾実証実験結果を公開

株式会社oneroots（東京都中野区、代表:西口真央）は、ZORSE株式会社（宮城県仙台市、代表:佐瀬武士）と共同で、東北地方を中心に複数店舗を有する大手食品小売店様（非公開）のリアル店舗にて「AIを活用した商品推薦プロジェクト」の試験運用を開始いたしました。



本プロジェクトは2022年9月にキックオフしたものです。第一弾となる実証実験で好調な結果を得たため、試験運用となる第二弾を2023年5月8日に開始いたしました。第二弾ではLINEアプリによる推薦機能を追加し、消費行動の変化を計測しています。本リリースでは、第一弾実証実験の計測結果の一部をご紹介します。

売上向上期待額は約3100万円/月


[画像1: https://prtimes.jp/i/124535/2/resize/d124535-2-aa64a502b9813e523d85-1.jpg ]

第1弾の実証実験では、AIによる推薦リストに基づきスタッフが顧客に直接推薦を実施、顧客の反応を収集しました。

顧客ごとにAIが推薦対象となる10商品を選定し、実際に推薦を行ったところ、推薦によって顧客単価が向上することが確認されました。
推薦ありの顧客のうち、より購買金額の高い層の顧客単価が大幅に上昇するという結果を得ました。

その結果をもとに、全店舗、全顧客に拡張した場合の月当たりの顧客単価を試算したところ、
売上向上期待額は1か月あたり約3100万円（年換算で3億7200万円）となりました。

試験運用を実施中「リアル店舗でLINEを活用しスタッフの負担を軽減」


第二弾では対象を全店舗に拡大し、LINE活用による消費行動の変化を計測しています。第一弾のスタッフ向けアンケートで「推薦リストの配布物が増えるため負担を感じる」という意見があったことから、LINEによる人の手を介さない推薦の効果を検証しています。本試験は8月まで、その後効果検証を行い、年内または年明けごろの本格導入を予定しています。

本件に関するご取材・お問い合わせを受け付けております。お気軽にお問い合わせください。


株式会社onerootsとは…


出会いと別れを科学する

株式会社oneroots（ワンルーツ）は、2021年に東京大学大学院のOBやベンチャー企業出身者が中心となって設立したAI系スタートアップです。
私たちは、ビジネスや社会が抱える「出会いと別れ」に起因する様々な課題に対し、最先端のデータ科学技術やAI技術を用いて取り組み、より良い社会の実現を目指しています。

会社概要


会社名：株式会社oneroots
代　表：西口 真央
設　立：2021年7月1日
資本金：1,000,000円
所在地：東京都中野区弥生町二丁目41番17号　
　　　　東京コンテンツインキュベーションセンターNo.9
事業内容：
・AIに関するソフトウェア及びアルゴリズムの開発、販売、運営、並びに管理
・データ分析業務の受託
・データ利活用に関するコンサルティング業務
URL：https://oneroots.company/

代表プロフィール


[画像2: https://prtimes.jp/i/124535/2/resize/d124535-2-5aba61d7360ec53d6220-0.jpg ]

西口真央
経済学博士。ソーシャルゲームやFinTech、HRTechなどの企業にてデータサイエンティストとして従事した後、東京大学 大学院工学系研究科 特任研究員を経て2021年7月に株式会社onerootsを設立。
20以上のサービスのデータ解析を主担当として受け持ち、データ解析基盤の構築からデータマイニング、グロースハック、AIシステムの実装に至るまで幅広いプロジェクトを遂行。データ解析コンペティションでの受賞や国際学会でのPaper Awardなど、データサイエンス×ビジネスの領域で多数の受賞経験も持つ。

PR TIMESプレスリリース詳細へ