長野県伊那市と共同開発した市街地デジタルタクシーシステム「DTaM」の実証実験を終えて本格運用としてリリース

プレスリリース発表元企業:株式会社マイティークラフト

配信日時: 2023-06-19 17:00:00

長野県伊那市と共同開発した市街地デジタルタクシーシステム「DTaM」の実証実験を終えて本格運用としてリリース


株式会社マイティークラフトは、伊那市(長野県)と共同開発した市街地デジタルタクシーシステム「DTaM」の実証実験を終え、4月3日から本格運用を開始しました。加えてマイティークラフトでは、この「DTaM」システムを本日販売開始しました。伊那市と協力し、他の自治体にも販売・導入支援していきます。

報道関係各位
2023年6月19日
株式会社マイティークラフト


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM0NTMyNiMzMjAyMDcjMzIwMjA3XzdkZDlmYzIzNzMwODMyZTQ0NzIwZmY2YThmNzZlZTAzLnBuZw.png ]

 株式会社マイティークラフト(本社:東京都豊島区、代表取締役:西川博成、以下「マイティークラフト」)は、伊那市(長野県伊那市:伊那市長 白鳥孝)と共同開発した市街地デジタルタクシーシステム「DTaM」の実証実験を終え、4月3日から本格運用を開始しました。加えてマイティークラフトでは、この「DTaM」システムを本日販売開始しました。伊那市と協力し、他の自治体にも販売・導入支援していきます。

 近年、社会全体として高齢者の増加やバス路線廃止により、高齢者等が自宅から医療施設や福祉施設、ショッピングセンターなどへの移動にタクシーを利用する場合に、その費用の一部を自治体が補助するケースが増えています。これは、高齢者等の移動の自由度を高め、生活の質を向上させることを目的としています。
 タクシーの利用補助にあたって、対象者にチケットを配布するなどの方法が多く採用されています。しかし、チケット配布の煩雑さやコスト、周知や利用率の低さ、タクシー事業者や自治体の精算の手間等、様々な問題がありました。

これらの問題を解決すべく、伊那市ではマイティークラフトと協力し、市街地デジタルタクシーシステム「DTaM」を開発し、令和4年度から実証実験を行ってきました。
 「DTaM」では、タクシー車内でタブレットを使用し、乗車時に高齢者等に配布された利用登録証(でかけま証カード)のQRコードを読み取り、降車時にはタクシーメーターを読み取って、月締め等で自治体とタクシー事業者間で精算するシステムです。GPSの位置情報とともに、利用データはクラウドサーバーに保存されます。
クラウドサーバーに保存されたデータは、利用者情報の管理や精算業務の円滑化に対応し、タクシー事業者や伊那市のDXにも寄与しています。
 数ヶ月の実証実験を経て、伊那市では令和5年4月3日から、市街地デジタルタクシーとして本格運用を開始いたしました。

「DTaM」を採用することにより、各種コストの削減とともに、利用しやすさによる利用率の向上やタクシー運転手の煩雑さの減少、加えて利用者・利用回数・乗車地・降車地などのビッグデータを分析することにより、他の交通システムを含めた地域の公共交通の改善につなげることも可能です。

 マイティークラフトでは伊那市と協力し、「DTaM」システムを他の自治体にも販売・導入支援していきます。「DTaM」を導入することにより、自治体、タクシー事業者、利用者それぞれにメリットがあるだけではなく、高齢者等の移動支援サービスを安価に短期間で導入することができ、蓄積したデータを将来に活かすことができます。
 「DTaM」システム詳細につきましては別紙をご参照頂くか、マイティークラフトまたは伊那市の担当までお問い合わせ下さい。


株式会社マイティークラフト DTaM案内ページ
https://www.m-craft.com/dtam/
 
伊那市公式ホームページ 市街地デジタルタクシー・精算管理システム「DTaM」
  https://www.inacity.jp/kurashi/kotsu_jikokuhyo/gurutto_digital/DTaM.html


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