令和5年 春季企画展 世界初の女流絵本作家?居初(いそめ) つな ―かわいい(ハート)に恋する―
配信日時: 2023-04-11 10:00:00
世界初の女流絵本作家となるかもしれない【居初つなの】作品を中心とした展覧会【令和5年4月15日から5月21日まで】
八幡市立松花堂庭園・美術館にて【令和5年 春季企画展 世界初の女流絵本作家?居初つな】を開催します。17世紀後半に女性の絵本作家がいたことは珍しく、世界初の女流絵本作家となるかもしれません。展覧会では、近年ようやくその姿がわかってきた「居初つな」の作品を中心に、その魅力をご紹介します。
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世界初?女流絵本作家 居初つな
天下泰平にいたる江戸時代は、文書による意思伝達が浸透し、「武」ではなく「学文」の力によって生きることが、時代の価値観として共有された時代でした。江戸時代初期を生きた松花堂昭乗(1584~1639)は、書画をよくし、能書として、いわゆる「寛永の三筆」(江戸時代初期を代表する三人の能書)に数えられます。昭乗の活躍した時代は、まさに「文字社会」の到来を告げる時期でした。
そして、昭乗より少し遅れて元禄時代の頃、書画をよくし、さらに文章も綴る女性が現れます。女性に向けた教養書の執筆や、奈良絵本・絵巻を制作した「居初つな」です。17世紀後半に名前の判明する女性の絵本作家がいたことは世界的にも珍しく、「居初つな」は世界初の女流絵本作家となるかもしれません。
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江戸時代の社会を生きる女性の幸せを願った居初つな
「つな」の書はとても滑らかで、その画は可憐な愛らしさに満ちています。また、「つな」の手がけた教養書は、社会で人と交わり、生きていく上の心得をやさしく説くものです。書画も文章も、「つな」の手になる作品は、社会に生きる女の子たちの幸せを願い、強く励ます力に溢れています。展覧会では、近年ようやくその姿がわかってきた「居初つな」の作品を中心に、その魅力をご紹介いたします。展示点数約30点(予定)。
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連続講演会 もっと知りたい!居初つなの魅力
日時/令和5年4月16日(日)、4月30日(日)、5月14日(日) 各日 午後1時30分~
講師/石川 透 氏(慶応義塾大学文学部教授)
場所/松花堂美術館 講習室
参加費/500円 *展覧会の見学には、別途観覧料が必要です
定員/各回20人(要申込)
学芸員による展覧会みどころ解説
日時/令和5年4月22日(土)、5月6日(土) 各日 午前10時30分~
場所/松花堂美術館 講習室
参加費/無料 *展覧会の見学には、別途観覧料が必要です
定員/各回20人(要申込)
会期・観覧料
会期/令和5年4月15日(土)から令和5年5月21日(日)
観覧料/一般500円・学生400円・18歳以下無料(大学生除く)
庭園との共通券/一般750円・大学生580円※20名様以上団体割引
史跡・名称 草庵「松花堂」期間限定公開
松花堂美術館に隣接する松花堂庭園では、令和5年4月1日から6月11日(予定)までの期間限定で、松花堂昭乗が晩年を過ごした草庵「松花堂」とその露地庭を公開します。新緑の美しい季節、江戸時代の書画と日本庭園をご覧いただき、その時代に浸ってみてはいかがでしょうか。
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【松花堂美術館について】
松花堂美術館の主な収蔵品は、草庵「松花堂」や泉坊書院に付属する内装品、松花堂昭乗およびその門下人に関連するもの、そして八幡市にゆかりある美術品や資料等です。展覧会は、春と秋に企画展・特別展を開催するほかか、年に3回ほど館蔵品を中心とした展示をおこなっています。
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松花堂庭園について】
約20,000平方メートル の広さがあり、文化財に指定・登録されている草庵「松花堂」、泉坊書院のほか、起こし絵図をもとに建てられた小堀遠州が松花堂昭乗に贈った茶室「閑雲軒」がある松隠、千宗旦好みの四帖半の茶室がある梅隠、日本を代表する実業家の一人永野重雄邸にあった茶室を写した竹隠など三棟の茶室があります。
松花堂昭乗ゆかりの草庵「松花堂」や泉坊書院は、明治期の神仏分離政策によって男山から取り払われ、明治30年(1897)に東車塚古墳のあるこの地に移築されました。その後、所有者を数度変えながらも受け継がれ、昭和32年(1957)には男山山中にある松花堂跡とともに草庵「松花堂」とその区域が国の史跡に、さらに平成26年(2014)には、「松花堂及び書院庭園」が国の名勝に指定されました。
庭園には、40種類を超える竹や300本を超える椿のほか、梅や桜、紫陽花、紅葉などがあり、四季を通して美しい景観を楽しむことができます。
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▪松花堂庭園・美術館公式サイト: https://shokado-garden-art-museum.jp/
▪春季展:https://shokado-garden-art-museum.jp/top/aboutus/shokadomuseum/r05springexhibition/
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「八幡市立松花堂庭園・美術館」のプレスリリース
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