アルヌール、脱炭素社会に向けた微細藻類培養CCU※技術に関する共同研究を開始
配信日時: 2023-04-03 15:00:00
微細藻類培養を通じた廃棄物焼却施設から放出する焼却由来CO2の有効利用・脱炭素技術開発
パス株式会社(東京都渋谷区:代表取締役 高橋 勇造 東証スタンダード市場 コード番号3840)の連結子会社である株式会社アルヌール(東京都渋谷区:代表取締役 星 淳行、以下、アルヌール)と株式会社ミダック(静岡県浜松市:代表取締役社長 加藤恵子)は「微細藻類培養を通じた廃棄物焼却施設から放出する焼却由来CO2の有効利用・脱炭素技術開発及び希少有用成分の用途・市場開拓」という題目で共同研究を行うことに合意し、共同研究契約を締結しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/72966/29/resize/d72966-29-37e743cde7ec5195a760-0.png ]
※:CCUとは、「Carbon dioxide Capture and Utilization(二酸化炭素の分離回収と有効利用)」の略であり、発電所や化学工場等から排出されたCO2を、他の気体から分離して集め、新たな製品の製造に利用するプロセスのことを言います。
本研究では、焼却由来CO2を利用した微細藻類栽培により、高付加価値物質「フコキサンチン」を生産することで、経済性を確保しながら焼却由来のCO2削減を目指すことを目的とします。
フコキサンチンは、がんや糖尿病、肥満等に対する生理的活性が期待され、活発に研究がなされている物質ですが、フコキサンチンを生成できる微細藻類の大量連続培養が難しく、仮に市場が形成されても安定供給が難しいのが現状です。
フコキサンチン生成微細藻類の連続培養技術に強みを持つアルヌールとミダックが協働することで、大量生産・安定供給の技術開発を加速させ、フコキサンチン事業創出、CO2排出量削減を図っていきます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/72966/29/resize/d72966-29-b8f10e96087b4b321adb-1.png ]
本研究ではこれまでのアルヌールR&Dセンターに加え、ミダック富士宮事業所内に新実験室を整備いたしました。今後、この2拠点で本研究を推進していきます。
なお本件による業績に与える影響は、現時点では軽微であります。
[画像3: https://prtimes.jp/i/72966/29/resize/d72966-29-ca8af915cf3005157e4d-7.png ]
【各社の概要】
会社名: 株式会社アルヌール
設立: 2020年11月
所在地: 東京都渋谷区神宮前6-17-11 JPR原宿ビル6階
代表: 代表取締役 星 淳行
事業内容: 微細藻類の大量培養技術を軸とした、有用物質生産
URL: https://www.alnur.jp/
会社名: 株式会社ミダック
設立: 1987年8月
所在地: 静岡県浜松市東区有玉南町2163番地
代表: 代表取締役社長 加藤恵子
事業内容: 産業廃棄物・特別管理産業廃棄物の収集運搬・処分(中間処理・最終処分)
URL: https://www.midac.jp/ (ミダックホールディングスHP)
問い合わせ: 株式会社ミダック 事業部 事業管理グループ TEL:03-5467-7552
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