『3150FIGHT vol.4』初のダブル世界戦は大波乱。亀田興毅ファウンダーは「3150FIGHTは何かが起きる」

プレスリリース発表元企業:株式会社亀田プロモーション

配信日時: 2023-01-07 15:45:21

注目の“日本頂上決戦“では力石政法がKO勝利でいざ世界へ。日本ヘビー級王者・但馬ミツロは4戦連続の”秒殺KO”勝利。



亀田興毅がプロデュースするボクシングイベント「3150FIGHT」は、2023年1月6日(金)エディオンアリーナ大阪 第1競技場にて『3150FIGHT vol.4』を開催した。

「3150FIGHT」初となるダブル世界戦のIBF世界ミニマム級タイトルマッチは、挑戦者・重岡銀次郎(ワタナベ)が優勢に試合を進める中、王者、ダニエル・バラダレス(メキシコ)が偶然のバッティングでの負傷による試合続行不可能をアピールし、長い時間の協議を経て無判定試合となる大混乱に。2度目の防衛に臨んだWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)は、挑戦者、メルビン・ジェルサェム(フィリピン)を相手に2回KO負けとなり、まさかの王座陥落となった。

日本ヘビー級王者・但馬ミツロは1回1分15秒という速さでKO勝ち。但馬ミツロは、本戦を含めデビュー戦から4戦連続で1ラウンドKO勝ちとなった。また、WBOアジアパシフィック・スーパー・ェザー級タイトルマッチ12回戦では、挑戦者、力石政法(緑)が王者、木村吉光(志成)に対し、5ラウンド TKOで勝利し新王者に昇りつめ、東洋太平洋タイトルに続き二冠目。“日本頂上決戦“を制し、世界タイトル挑戦への扉を開いた。

「3150FIGHT」亀田興毅ファウンダーは、全試合終了後、「『3150FIGHT』は何かが起きる。選手全員、クリスマス・正月も返上で食事管理をして減量を頑張ってきた。選手の皆様には本当に感謝したい。勝負は勝つ者もいれば負ける者もいる。ボクシングの世界とはこういう厳しいものなんだと改めて感じた」と今回のイベントを総括した。
大混乱となった重岡銀次朗の試合結果については「無判定試合の結果に終わったのは事実。これまでの重岡銀次朗を見てきたが、とても可能性のある選手。再戦の方向で協議をしている。気持ちも強い選手なので、次に向けてしっかりサポートしていきたい」と語った。

圧巻のKO劇が連発、大波乱の結末のダブル世界戦となった『3150FIGHT vol.4』は、ABEMAボクシングCHにて1月12日(木)まで無料で視聴が可能。
https://abema.tv/channels/boxing/slots/B9i6DaDwUsBJVu

また、次回「3150FIGHT vol.5」の開催が決定。2023年4月16日(日)に代々木第二体育館にて開催予定。初となる東京での開催で、さらにパワーアップする「3150FIGHT」にご期待ください。3150!!


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重岡銀次朗はプロ8戦8勝6KOの実力を誇り、今回が初の世界戦。一方で挑戦を迎え撃つ王者ダニエル・バラダレスは、強靭なフィジカルと相手の打ち終わりにパンチをあわせる巧みさを持ち合わせており、今回が初防衛戦。王座の行方に注目が集まる一戦の幕が開けた。

重岡が優位に試合を進める中、3ラウンド2分48秒、偶然のバッティングからダニエル バラダレスが頭部の痛みを訴え、レフェリーが試合続行不可能を判断し、試合終了を告げた。一時、負傷引き分け判定のアナウンスがあったものの、この試合を統括するIBF(国際ボクシング連盟)のルールにより、裁定が変更され無判定試合に変更。大混乱の世界戦となった。
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重岡銀次朗 コメント:
不完全燃焼です。ラウンドを重ねるごとに徐々に勝算が見えてきていたので、4ラウンド目まで引き連れることができれば負傷判定で勝てた。勝利まではあと少しだったので、この悔しさをどこにぶつければよいかも分からない。亀田興毅ファウンダーからは試合後に『まだ負けてない。プラスにしかなっていない。』と背中を押されました。勝てる試合だったので、チャンピオンになる日が遠のいただけ。多くの人に支えられて今日の試合に挑みました。またこれからも、支えてもらえると嬉しいです。


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谷口将隆は、2度目の防衛とはならず、メルビン・ジェルサェムが新王者に。試合は2ラウンド TKO負けで谷口が王座から陥落した。

1ラウンドから両者ともに手を出し合う展開となったが、2ラウンド目、谷口が攻勢に出ようとしたところで、メルビン・ジェルサェムがワンツーの右ストレートによりダウンを奪う。直後に立ち上がろうとする谷口だったが、足元がおぼつかずレフェリーストップとなり、2度目の防衛は失敗に終わった。

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谷口将隆 コメント:
率直に、負けました。右ストレートで倒れたことの記憶もなく、試合終了後にセコンドから様子を聞いて試合の内容を把握した状況。まだ、ふわふわしていて、記憶も浅はかなので、記憶が戻ってきたらゆっくりと振り返り、次回の試合に向けて動き出したいです。

メルビン・ジェルサェム コメント:
こんなに早く倒せるとは思っていなかった。1ラウンド目の最後の10秒でボディをもらった時に強い選手だと思いました。チャンピオンになっても引き続き、トレーニングを頑張ります。



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本試合は、もともと対戦予定だったベダン・アガーワル(インド)の負傷により試合不可能となったため、急遽代役となるスタット・カーラレック(タイ)との試合が決定。

試合開始とともに但馬選手の猛攻でスタット・カーラレックに強烈なフックでリングサイドに追い込んだ。左右の連打で一網打尽にし、カーラレックがうつ伏せに倒れるダウン。カーラレックが立ち上がれず、但馬のKO勝利となった。但馬ミツロは、デビュー戦から4戦連続で1ラウンドKO勝ちとなった。

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但馬ミツロ コメント:
急遽変わった対戦相手のなかで、日本最高傑作の重量級と言われた京太郎選手が2回戦って2回共に6ラウンドまで戦った相手を1ラウンドで倒せたことはよかった。1ラウンドの開始早々、自分の力みもあったので、一度パンチをもらって試合を作り直した。まだまだこのマッチメイクじゃものたりないので、これからも戦い続けてチャンスをつかみ取りたいと思います。



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日本のスーパーフェザー級戦線における頂上決戦となった今回の注目試合は、5ラウンド TKOで力石政法が勝利し新王者に昇りつめた。

序盤は互いに距離を取り合う駆け引きが続くスタートとなったが、徐々にスピード感のある打撃戦となった。2ラウンドには木村吉光の攻撃を受けた力石が効かされる場面もあったが、その後は、力石が持ち味であるスピードと距離の長さを活かし、得意のカウンターで2度のダウンを奪う。迎えた5ラウンド、力石の得意パンチである左アッパーが木村を直撃。木村がリングに倒れ込んだ瞬間、力石のTKO勝利となった。

新王者となった力石政法は、試合後のリング上インタビューで「我ながらブラボーです。オレがアジアの頂上です。興毅ファウンダー、次は世界戦をお願いします」と笑顔で話し、リング下にいた亀田興毅ファウンダーに、今後の世界挑戦をアピールした。

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力石 政法 コメント:
無事に勝つことができて、人生のなかで一番うれしい瞬間です。木村選手は自分より一歩先を走っていたので、彼に勝って僕がアジアの頂上になれて安心した。ただ、想定よりも互いに見合う場面が続き、カウンターにカウンターを合わせる展開が続き、反省点も多い試合でした。まだパンチをもらうことへの恐怖心があるので、世界戦に向けては、もっとリラックスして試合に臨むことができるように、試合を楽しむようになることを目標にやっていきたい。

木村 吉光 コメント:
力石選手は、カウンター型の選手ということもあり、カウンターを警戒していたのですが、やられてしまいました。今日は負けてしまいましたが、次回までに必ず完全復活して戻ってきます。また、木村吉光の応援を宜しくお願いいたします。


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大沢宏晋の引退試合となる本戦は、5ラウンド 判定(三者ともに49-43)で大沢宏晋が勝利。
元WBO世界フェザー級1位まで上り詰めた大沢宏晋(オール)は、この試合がプロキャリア18年を締めくくるラストファイトとなった。

樋口和輝(ARITOMI)は常に前に出て圧倒的な手数で大沢の動きを止めるものの、大沢は一瞬で展開を変えるカウンターで樋口和輝を封じた。ダウンを2回奪った大沢は、手数は樋口和輝に劣るものの精度の高いパンチで的確に樋口和輝を鈍らせた。最終ラウンドでは、選手人生に終止符を打つかのごとく、強烈な打ち合いを繰り広げ、判定には大差で大沢宏晋が勝利。地元・大阪のボクシングファンの前で有終の美を飾った。
試合終了後のリングインタビューでは「世界戦の見通しが見えずに迷っていたとき、亀田興毅ファウンダーより試合の話をいただいた。前回は敗北となってしまったが、3150FIGHTの舞台を用意していただいた亀田興毅ファウンダーには感謝をしている。そして、この10年間ボクシングに費やしてきた自分に付いてきてくれた妻には感謝している。慕ってくれている後輩ボクサーたちにも感謝します。今後は後輩のサポートにも回りたい。選手としての大沢宏晋は今日で終了だが、今後は一人の人間としての大沢宏晋を歩んでいくのでこれからも応援してほしい。」と涙ながらに語った。

亀田興毅ファウンダーは「第二の人生を応援しています!」と大沢へメッセージを送った。


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格闘家からボクシングに転向し2戦目を迎えたサトシ・イシイは、2022年8月に開催された「3150FIGHT vol.3」のプロボクシングデビュー戦では、高山秀峰(スパイダー根本)を相手に4ラウンドをフルに戦い判定勝利し注目を集めた。

サトシ・イシイは今回の試合出場会見で『4ラウンドしっかり戦う』と意気込みを語ったが、本試合の結果は、4ラウンド判定ドロー(ジャッジ:1者が39-37でサトシ・イシイ、2者が38-38×2 引き分け)となった。
サトシ・イシイの身長はチャンス選手より2cm低い181cm。ほぼ同じ体格の両者によるヘビー級らしい強烈な打ち合いが序盤から続いた。互いの肩がぶつかるほどの近接戦が続く4ラウンドだったが、互いにパンチをもらっては打ち返す、一進一退の試合運びとなった。




ハーフタイムショーにはT-BOLANが登場!



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1990年代を代表する4人組ロックバンドT-BOLANがハーフタイムショーに登場し、人気曲の『離したくはない』など3曲を披露し会場を熱狂させた。ショーの最後には「興毅ファウンダー、ファイターのみなさん、会場のみなさんへ届くように、挑戦への魂を込めて歌いたいと思います。」と、いつものライブで最後に歌うという『My life is My way』をしっとりと歌いあげた。

『3150FIGHT』でハーフタイムショーとしてパフォーマンスしたヴォーカルの森友嵐士は「試合会場という神聖な場所でのライブパフォーマンスだったが、会場のみなさんが手拍子でノってくれたので楽しむことができた。」と振り返った。

また、『3150FIGHT vol.4』を観戦して「白熱した試合を生で見ると臨場感があって圧倒された」と興奮した様子をみせたが、「ハーフタイムショーの前に行われた、大沢宏晋選手のの引退式を見て感動してしまいました。興毅ファウンダーの人生を重ねてしまった。」と、出演前に涙しそうになったことを明かした。
最後には「これから様々な選手にチャンスを与えて、挑戦する者の光となってボクシング界を盛り上げていってほしい」と、親交のある亀田興毅ファウンダーにエールを贈った。




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■日時:2023年 1月6日 (金)
■開場:12:30 イベント開始予定:13:00
■会場:エディオンアリーナ大阪 第1競技場(地下鉄各線「なんば」駅から350m)
■主催:亀田プロモーション
■協賛:協賛各社 
■提供:出場各ジム
■認定:日本ボクシングコミッション
■「3150FIGHT」公式ページ:https://www.3150fight.com
■「3150FIGHT」公式Instagram: https://www.instagram.com/3150fight
■「3150FIGHT」公式Twitter:https://twitter.com/3150Fight
■ABEMA視聴URL:https://abema.tv/channels/fighting-sports/slots/B9i6DaDwUsBJVu
■お問い合わせ:「KWORLD3ボクシングジム」06-6652-4333(12:00~20:00・日曜日定休)
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