次世代の産業用無人ヘリコプター「FAZER R AP」を開発~農業用途に自動飛行機能を追加し、散布作業の効率化や操縦者の負担軽減に寄与~
配信日時: 2022-10-06 13:00:00
ヤマハ発動機株式会社は、農業用途の産業用無人ヘリコプター「FAZER R」に、自動飛行機能を追加した新製品「FAZER R AP(フェザー アール エーピー)」を開発しました。また、散布効率を向上させる機能も追加しています。
「FAZER R AP」の主な特長は、1)初心者でも運用が簡単な新型自動飛行用アプリケーション「agFMS-IIh」を用いた自動航行により、高精度な直線長距離散布による大規模ほ場での散布に対応、2)自動飛行時にボタン操作で作動する自動離着陸機能、3)利便性の高いリモートエンジンスタートです。
高度な操縦技術が求められる無人ヘリコプターに自動飛行機能を追加することで、操縦者の負担を軽減するとともに、農薬や肥料などの散布作業の効率化や散布品質の均一化にも寄与します。
なお、10月12~14日に幕張メッセ(千葉県)で開催される「第12回農業Week」のヤマハ発動機ブースに、本製品を参考出品します。
農業Week 2022 特設ページのリンク
https://www.yamaha-motor.co.jp/ums/agriexpo-week2022/
※ 展示モデルは参考出品モデルであり、外観カラーリング等は生産モデルと異なります。
[画像1]https://user.pr-automation.jp/simg/1619/63640/700_336_20221003165341633a950572266.png
産業用無人ヘリコプター「FAZER R AP」
「FAZER R AP」の主な特長
■新型自動飛行用アプリケーション(agFMS-IIh)により、自動飛行機能の利便性が向上
使い慣れたベテランの方が詳細に飛行設定できる「プロフェッショナルモード」と、初心者でも簡単に飛行設定可能な「シンプルモード」を搭載。「シンプルモード」ではガイドに沿った操作で簡単に設定を完了することができます。また、高精度な測位を実現するRTK方式※は、従来の基準局モジュールを用いるRTK-GNSS方式と、基準局モジュールが不要なネットワーク型RTK-GNSS方式を選択できます。
※RTK(リアルタイム・キネマティック)方式: 現場で取得した衛星データと、周辺の電子基準点の観測データから作成された補正情報を組み合わせ、リアルタイムで測量を行う方式
■簡単な自動離着陸機能を装備
細かなスティック操作をすることなく、容易な自動離着陸が可能です。
■リモートエンジンスタート
機体に接近することなく、適正な距離を保った状態でエンジンスタートが可能です。
[画像2]https://user.pr-automation.jp/simg/1619/63640/700_345_20221003161755633a8ca3f06be.png
プレスリリース情報提供元:Digital PR Platform
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