タイ最高裁によるグループリース勝訴判決についてのGL並びに当社の見解

プレスリリース発表元企業:株式会社ウェッジホールディングス

配信日時: 2021-12-23 16:29:32

Group Lease PCL(以下、GL)はJTrust Asia Pte.Ltd.(以下、JTA)が提起していた会社更生の審理申請をタイ最高裁判所が却下し、GLに有利な判決を下したことをリリースいたしました。当該リリースの内容を日本語訳にてお知らせいたします。

なお、当該GLのプレスリリースに言及されておりますJTAの不当なGLに対する破産裁判による損害はGL株主としての当社グループにも及んでおります。今後もGLの損害賠償を求める裁判を支援するとともに、GLと緊密に連携をとりつつ、GL株主として当社もJTAならびにJTAグループ、これらの不当訴訟を主導した同グループ取締役等の責任者に対し、損害賠償を断固として求めていく方針です。

(以下、GLのプレスリリース翻訳)

GLのDeputy CEOである此下竜矢氏は、「2021年12月22日、タイの最高裁判所は、JTAが提訴していたGLに対する会社更生の審理申請を却下し、GL勝訴判決(GLは会社更生をしなければならない状況になりという判決)を下しました」と明かしました。GLが破産しているというJTAの主張は中央破産裁判所がまず退けており、これは特別事件控訴裁判所でも確認されておりました。JTAは2度の法的敗北を経てなお、最高裁に上告しておりましたが、本日、最高裁も最高裁自身の判断が控訴審の判断と大きく異なることはないと結論づけ、最高裁はJTAの上告を棄却し、本件は終了となりました。本件について、JTAからこれ以上の訴えはできず、最終決定となります。我々にとりこれは大きな進展であり、GLが破産したというJTAの主張が虚偽であったことを示すことができたことを嬉しく思っています。

GLのCEOである石神理貴氏は以下のように述べました。「GLが破産したなどという出鱈目に最高裁が終止符を打ったことは喜ばしいことです。一方で、この件に関して3度もの訴訟を経て争い勝訴してきた過程で、これまでにGLは非常に高いさまざまな損害を被ってきました。タイ国内および国外での信用が大きく棄損されもしました。私たちは、JTAが自らとった行動の結果とGLの株主に与えた損害に対して、JTAに断固として責任をとらせなければなりません。GLは破産しておらず、JTAの主張は嘘であることを、タイの司法が認め、事実が確定した今、私たちの損害賠償請求は法的に一層強固なものとなりました。GLは2018年3月20日から2020年9月11日までのJTAの悪意の法的行為に対する損害賠償と訴訟費用91億3000万バーツを求めてJTAに対して民事訴訟による損害賠償請求を行っております。今回の裁判の判決は私たちにとって有利な論拠として提出してまいります。加えて、JTAがGLに対して行った破産申立に関して685百万バーツの損害賠償を勝ち取った訴訟(破産申立てから90日分の初期の期間についてのみの先行申立て分)についても現在最高裁に上告中ですが、本件の最高裁判決が勝訴に向けての根拠となります。685百万バーツは控訴裁判所レベルでは覆されましたが、本日の最高裁の見解から、最高裁は我々の請求に対してより有利な見解を示すと予想されます。最高裁が第一審裁判所と同意見であることを期待しています。」

以 上

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