三菱グループがリクイディティー・グループのファンド「マーズ・グロース」に1億2000万ドルを追加投資、アジア太平洋地域のテック企業への成長資金提供を強化し、過去10カ月でMUFGによるリクイディティーへの直接投資額は2億2000万ドルに

プレスリリース発表元企業:Mars Growth Capital

配信日時: 2021-09-03 20:10:00

三菱グループがリクイディティー・グループのファンド「マーズ・グロース」に1億2000万ドルを追加投資、アジア太平洋地域のテック企業への成長資金提供を強化し、過去10カ月でMUFGによるリクイディティーへの直接投資額は2億2000万ドルに

(ニューヨーク)-(ビジネスワイヤ) -- 世界第2位の銀行・金融グループの三菱グループ(MUFG)は、MUFGとリクイディティー・キャピタルが折半出資するジョイントベンチャーのマーズ・グロース・ファンドに1億2000万ドルを追加出資しました。MUFGは、リクイディティーと幅広い戦略的関係を築いており、今回の投資により、これまでの累積投資額は2億2000万ドルになります。

マーズ・グロース・キャピタルは、アジア太平洋および欧州のテクノロジー企業にデット・ファイナンス・ソリューションを提供しています。1年前の設立以来、このファンドは、アジア、オーストラリア、欧州で8000万ドルの10件の取引を行い、優れた業績を達成しており、この期間での需要は20億ドルを超えています。

リクイディティーは、MUFGとの戦略的協業を通して、事業部門の信用査定プロセスの革新に注力しています。リクイディティーは、潜在能力の高い企業が従来の金融機関から非希薄化資本を確保することが難しいことを認識し、DYNAMiCSを開発しました。これは、企業についてデータに基づいたデューデリジェンスを迅速かつ徹底的に行い、企業の業績と成長可能性を評価できる世界初の機械学習プラットフォームです。

DYNAMiCSは、アルゴリズムを用いて、将来の売上高、現金残高、およびテクノロジー事業特有のその他の関連する財務制限条項を正確に予測します。マーズ・グロース・ファンドを含むリクイディティーの4つのファンドは、このプラットフォームを投資意思決定の参考として使用します。多くの場合、このプロセスは24時間以内に完了します。

リクイディティー・グループは、昨年1年間で、eToro、Homer、Resident、Infinidat、Acronis、Infra.Marketなどのトップのユニコーン企業を含み、米国、アジア太平洋、欧州、中東の50社以上の成長企業に7億5000万ドル以上を提供してきました。同社の資金調達額は500万ドルから1億ドルで、世界初のプラットフォームであるDYNAMiCSを用いて24時間デューデリジェンスを行っています。

リクイディティーのロン・ダニエル最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「MUFGが当社のファンドに継続的に投資していることは、当社の技術、能力、可能性を信頼していることの証しです。マーズ・グロース・キャピタルのこれまでの実績は、当社チームの投資専門知識と、当社独自のDYNAMiCSテクノロジー・ソリューションを組み合わせた当社の手法の強みを表しています。MUFGと継続的に提携できることをうれしく思っています。MUFGは、当社と同じく、主要な市場セグメントにおいて革新的な技術主導の企業を支援するという理念を持っています。」

MUFGを代表してマーズ・グロース・キャピタルの業務を統括するリオ・ヒロシマ氏は、次のように述べています。「わずか1年前にファンドを立ち上げて以来、当社はアジア太平洋地域および欧州・中東・アフリカ地域のテクノロジー企業への成長融資の市場リーダーとしての地位を急速に確立しました。市場の需要と当社の優れた投資実績により、当社は急速に成長し、ファンドの価値を2億ドルに高めることができました。当社が2022年に向けて同じような目まぐるしい道筋をたどる中で、MUFGとのパートナーシップを継続できることをうれしく思います。」

リクイディティーを代表してファンドマネジャーを務めるヤロン・プリモビッチ氏は、次のように述べています。「MUFGのパートナーは、当社の価値提案を信頼し、成長融資のグローバル・リーダーになるという大望を共有しています。当社が市場で独自の地位にあるのは、当社の査定プラットフォームがデータに基づいた託宣として機能し、見込み企業の可能性を特定して評価できるからです。DYNAMiCSは、大量の情報の中から、さまざまなビジネスモデルの強み、最終顧客の行動、財務状況を分析することができるため、当社は、企業の将来の債務返済能力を判断する上での知見を備えています。」

「COVID以後の世界では、世界の企業はさらに高いレベルの革新と拡大を遂げようとしており、企業の成長意欲と希薄化しない融資への欲求がさらに高まっています。そのような企業がこの機会を最大限に活用する上で重要な役割を果せることをうれしく思っています。」

また、マーズ・グロース・キャピタルは設立から1年足らずで、数百社の企業から高い水準の需要を獲得しています。

編集者への注記

リクイディティーについて

リクイディティーは、2018年にロン・ダニエル、ヤロン・セラ、オロン・メイモンによって設立されました。リクイディティーは、世界の複数のファンドで8億ドルを運用しています。当社のパートナーには、スパーク・キャピタル、メイタブ・ダッシュ、三菱銀行が含まれます。当社は、自社開発の機械学習技術を用いた成長企業向けの企業与信管理の世界的リーダーと見なされています。www.liquiditycap.com

マーズ・グロースは、リクイディティー・キャピタルとMUFGの合弁事業で、テクノロジー・スタートアップ企業に独自の資金調達手段を提供しています。これによりこれらの企業は、株式を手放すことなく意欲的に急成長を目指すことができます。そのトラジェクトリー・ベースの資金供給モデルにより、財務リスクを負いながら、スタートアップ企業と成長段階企業に寄り添って支援することができます。マーズ・グロースは、リクイディティー・ファンドの一部であり、ARRが300万ドル以上で前年比30%の成長を見せるSaaSプロバイダーに投資し、平均投資額は300万ドル~1億ドルです。

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