エイトレッド、27年3月期中間期は2桁増収増益で計画超過、新規導入拡大とストック収益の積み上がりが寄与
(決算速報)
エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は10月28日に27年3月期第2四半期累計(以下、中間期)業績を発表した。計画を上回る2桁増収増益と順調だった。フロー売上が新規導入に伴って計画を上回ったほか、ストック収益が順調に積み上がった。そして通期の増収増益・10期連続増配予想を据え置いた。クラウドサービスが牽引し、コスト増加を吸収する見込みだ。ストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は上値が重くモミ合う形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。
■27年3月期中間期は計画を上回る2桁増収増益と順調
27年3月期中間期の業績(非連結)は売上高が前年同期比17.3%増の16億49百万円、営業利益が15.4%増の5億56百万円、経常利益が17.7%増の5億73百万円、中間純利益が16.5%増の3億76百万円だった。計画(26年4月28日付の期初公表値、売上高15億54百万円、営業利益5億22百万円、経常利益5億22百万円、中間純利益3億49百万円)を上回る2桁増収増益と順調だった。フロー売上が新規導入に伴って計画を上回ったほか、ストック収益が順調に積み上がった。
製品別の売上高は、Cloud(X-point Cloud、AgileWorksクラウド版)が新規導入、パッケージ型X-pointからの移行、既存顧客からのアップセルなどにより11.5%増の9億08百万円、パッケージ型AgileWorksが新規導入やバージョンアップ効果などにより35.2%増の6億66百万円、パッケージ型X-point(22年3月に新規ライセンス販売終了)がクラウドシフトにより24.2%減の73百万円だった。全体のクラウド比率はパッケージ型AgileWorksのフロー売上高が大幅に増加したため2.9ポイント低下して55.1%となった。四半期別ストック売上比率は第1四半期が85.5%、第2四半期が82.1%だった。
営業利益(前年同期比74百万円増益)の要因別変動分析は、クラウド売上増加で93百万円増益、パッケージ売上増加で1億50百万円増益、人件費増加で60百万円減益、積極的な新機能開発投資に伴う減価償却費増加で37百万円減益、クラウドインフラコスト増加で35百万円減益、その他で37百万円増益だった。
全社別業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が7億88百万円で営業利益が2億54百万円、第2四半期は売上高が8億60百万円で営業利益が3億02百万円だった。
通期の業績(非連結)予想は、前回予想(26年4月28日付の期初公表値)を据え置いて、売上高が前期比12.3%増の32億60百万円、営業利益が11.4%増の11億70百万円、経常利益が10.2%増の11億70百万円、当期純利益が9.3%増の7億83百万円としている。配当予想も据え置いて、前期比2円増配の36円(第2四半期末18円、期末18円)としている。10期連続増配予想で予想配当性向は34.4%となる。
製品・サービス別売上高計画は、Cloud(X-point Cloud、AgileWorksクラウド版)が23.1%増の20億53百万円、パッケージ型AgileWorksが6.1%増の11億13百万円、パッケージ型X-point(27年3月サポート終了予定)が49.8%減の92百万円としている。クラウド比率は63%の計画である。
重点施策として、主力のX-point Cloudはパッケージ型からのシフトや新規顧客獲得により成長を加速させる。AgileWorksクラウド版は認知度向上を目指す。パッケージ型AgileWorksは既存顧客へのバージョンアップやアップセルを図り、レガシーシステムからの乗り換え需要を捉えて新規顧客獲得を推進する。パッケージ型X-pointは27年3月(予定)のサポート終了に伴いクラウドやAgileWorksへの移行を推進する。
営業利益(前期比1億09百万円増益)の要因別変動計画は、クラウド売上増加で4億22百万円増益、パッケージ売上減少で65百万円減益、人件費増加で61百万円減益、積極的な新機能開発投資に伴う減価償却費増加で59百万円減益、クラウドインフラコスト増加で80百万円減益、その他で48百万円減益としている。
27年3月期は増益予想としている。クラウドサービスが牽引し、コスト増加を吸収する見込みだ。中間期の進捗率は売上高が50.6%、営業利益が47.6%と順調である。ストック収益が積み上がる収益構造であり、積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。
■株価は調整一巡
株価は上値が重くモミ合う形だが調整一巡感を強めている。好業績を評価して出直りを期待したい。10月28日の終値は1402円、今期予想PER(会社予想のEPS104円58銭で算出)は約13倍、今期予想配当利回り(会社予想の36円で算出)は約2.6%、前期実績PBR(前期実績のBPS739円04銭で算出)は約1.9倍、そして時価総額は約105億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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