バイセル、9月出張買取仕入高33%増、AI活用で来期約6億円の人件費抑制見込む

2026年10月20日 07:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■訪問件数23%増、店舗買取の仕入高は6%減、グループ店舗数570店に

 BuySell Technologies<7685>(東証グロース)は10月19日、2026年9月のセグメント別月次動向とAI活用、海外販路拡大の進捗を発表した。出張訪問買取の仕入高は前年同月比33%増の20億1500万円、出張訪問数は同23%増の4万8787件で2026年の最多を記録した。「バイセル」「福ちゃん」などのブランドで出張・店舗買取事業を展開する。

 出張訪問買取は高単価商材の買取点数増加などが寄与し、訪問数は広告効果や再訪率の改善などで伸びた。再訪率はバイセルが21.2%、福ちゃんが23.0%。一方、店舗買取の仕入高は同6%減の25億8400万円となった。前年9月の金相場上昇局面に貴金属の持ち込みが増えた反動や、当月の金相場の緩やかな下落が顧客の売却行動に影響した。グループ店舗数は前月比7店増の570店で、期末計画は590店となる。

■AIによる業務自動化と米国ライブ販売を拡大

 コールセンターでは契約手続きの電話の約70%、顧客へのフォローコールの約40%をAIで自動化した。来期は同部門で約50人分の人員計画を削減し、約3億円の人件費効率化を予定する。マーケティング部門でも約3億円を見込み、両部門を合わせて来期約6億円の人件費抑制効果を見込んでいる。

 海外販路では、船橋倉庫から米国の一般消費者向けに「TikTok」で状態の良いブランド品をライブ販売する試行を4月に開始。累計販売点数は10月時点で1000点を突破した。米国販路で得られた粗利益は国内の企業向け販路との比較で約2.8倍となり、同社は販売数量の拡大を進める方針。

 9月の店舗買取減少については、金相場の水準を保守的に織り込んでおり、連結業績予想に影響はないとしている。次回の10月月次は11月13日に公表する予定。月次指標の「仕入高」は商品の買取額であり、売上高や既存店売上高ではない。数値は監査前の速報値となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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