『ヴィジョンクエスト』新映像がたどるヴィジョンの記憶とワンダへの愛 10月14日配信

2026年9月30日 11:09

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記事提供元:Tech Times

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マーベルは米国時間2026年9月28日、Disney+の新作ドラマ『ヴィジョンクエスト』に向け、ヴィジョンの歩みを振り返る特別映像を公開した。ワンダ・マキシモフとの愛と、記憶を取り戻したヴィジョンの自分探しが、新たな物語を読み解く手掛かりになる。

■記憶を取り戻したヴィジョンの旅

ヴィジョンは、トニー・スタークのAI「J.A.R.V.I.S.」などを基に『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で誕生し、ワンダと関係を深めた。『ワンダヴィジョン』では、ワンダが生み出したヴィジョンと、再起動された白いヴィジョンが対面する。後者は記憶を取り戻し、その場を去った。

ポール・ベタニーによると、白いヴィジョンには過去の記憶がある一方、それらに感情を結び付けることが難しい。特別映像で振り返られるワンダとの関係も、彼が自分の過去と向き合ううえで重要なものとなる。

ディズニーの作品紹介では、ヴィジョンは身を隠しながら、自身のプログラムに組み込まれたAIの人格に問いかけている。その生活は、彼に懸賞金が懸けられたことで一変し、息子の生まれ変わりかもしれない少年トーマス・シェパードと行動を共にする。

■「テセウスの船」とAIたちが映す自己像

ショーランナーのテリー・マタラスは、着想源として『エイジ・オブ・ウルトロン』でのヴィジョンとウルトロンの最後の対話と、『ワンダヴィジョン』で二人のヴィジョンが交わした「テセウスの船」の議論を挙げている。船の部品をすべて交換しても同じ船なのかという問いは、身体と記憶の来歴が異なる二人の姿に重なる。

新作にはJ.A.R.V.I.S.、F.R.I.D.A.Y.、E.D.I.T.H.、ウルトロンも登場し、ヴィジョンの内面世界で人の姿を取る。ウルトロン役にはジェームズ・スペイダーが復帰する。異なるAIの人格と対話する構図は、複数の処理主体が情報をやり取りするという、現実のAI研究にも通じる発想だ。

MITメディアラボのロザリンド・ピカードが提唱したアフェクティブ・コンピューティングは、人の感情を認識し、それに応じて反応するコンピューターを研究する分野である。ヴィジョンがワンダとの記憶をどう受け止めるかという物語には、情報を保持することと、その情報に応じて振る舞うことを分けて考える補助線を引ける。

■日本では10月14日10時から配信

日本のDisney+公式案内によると、『ヴィジョンクエスト』は10月14日午前10時に第1話と第2話の配信を開始し、以後は毎週水曜日に新エピソードを配信する。全8話で、『ワンダヴィジョン』『アガサ・オール・アロング』に続く三部作の完結編となる。

配信に先立つ10月12日には、第70回BFIロンドン映画祭で第1話と第2話をBFI IMAXで上映する。映画祭の案内では2話の合計上映時間は97分で、Empire誌との協力による上映とされている。

マタラスは各話をそれぞれ異なる種類の映画のように構成したと説明している。音楽はミック・ジアッキーノが担当し、ヴィジョンの過去をたどる物語を支える。

元記事: VisionQuest Featurette: Wanda’s Love Built Vision’s Humanity; Her Death Dismantles It

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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