「ディアブロ V」2029年春発売へ、変化する世界と「ディアブロ II」着想のアイテムシステムを公開

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Blizzard EntertainmentはBlizzCon 2026で、アクションRPGシリーズの新作「ディアブロ V」を正式発表した。2029年春の発売を予定しており、ディアブロに征服されたサンクチュアリを舞台に、変化するマップや「ディアブロ II」から着想を得たアイテムシステムを採用する。
開発はまだ初期段階にあり、今回公開されたシステムには実験中の要素も含まれる。2027年からは、開発状況や設計方針、制作中の機能について定期的に情報を公開する予定だ。
■ディアブロが征服したサンクチュアリ
「ディアブロ V」では過去の英雄たちが敗れ、ディアブロがサンクチュアリを征服している。ディアブロはウェストマーチの玉座から人々と魂を永劫の戦いの兵器として利用し、天界への侵攻を進めようとしている。
プレイヤーが担うのは「ウェストマーチの継承者」だ。地獄の前哨拠点と化した王国から逃れながら、奪われた故郷を取り戻すために戦う。プレイヤーとディアブロの間には謎めいたつながりがあり、それによってディアブロにとっての脅威となる一方、その強い影響を受けやすい存在でもあるという。
今作のディアブロは、冒険の終盤で初めて対峙する遠い脅威ではない。ゲーム開始時から物語と世界に関わり、プレイヤーの歩む道にも影響を及ぼす存在として描かれる。
物語の中心となる西の大陸では人類社会が崩壊し、わずかな生存者が日々を生き延びようとしている。従来のように街や制圧した砦を拠点とするのではなく、プレイヤーは旅の途中で出会った生存者を仲間に加え、キャラバンを形成する。
仲間たちは商人や旅の同行者となり、それぞれの過去や物語を持つ。元〈見えざる眼〉姉妹団の人物や、強欲さが意味を失った世界で生きる意味を探すトレジャーゴブリンもキャラバンに加わる。
■再訪時に地形や報酬が変化
「ディアブロ V」では、ディアブロが恐怖によってサンクチュアリを変え続けているという物語上の設定を、変化するマップによって表現する。
一度離れた地域を再訪すると、地形、注目地点、モンスター、報酬などが変化していることがある。固定された経路を繰り返し進む「ディアブロ IV」とは異なる世界設計となり、シリーズ過去作に見られたプロシージャル生成の発想を広いフィールドにも取り入れる方針だ。
Blizzardは、世界の廃墟によって過去に失われたものを、各地の腐敗によってディアブロの現在の支配を表現する考えを示している。地獄の勢力が次第に広がる様子も、これから起こる出来事を伝える要素となる。
■「ディアブロ II」着想のアイテムシステム
アイテムシステムでは、入手したときに役割を理解しやすく、記憶に残り、長く追い求める価値がある装備の実現を目標としている。基本的な方向性は「ディアブロ II」から着想を得たものだ。
開発チームは現在、装備時に一定の能力値を求めるステータス条件を実験している。また、大きなアイテムほど所持品欄の多くのスロットを占める仕組みや、複数の装備を組み合わせる装備セットも導入する構想である。
クラフトには「ディアブロ IV」の拡張パック「憎悪の帝王」で採用された設計を発展させ、豊かさと奥深さを持たせる。さらに、「ディアブロ II」風のルーンとルーンワードも利用できるようにする予定だ。
新規プレイヤーにもアイテムの役割が分かりやすく、システムを深く理解したプレイヤーにはビルドを作り込む余地がある構成を目指す。もっとも、装備のステータス条件を含めて開発中の要素が多く、最終的な仕様は今後の制作過程で変わる可能性がある。
■デーモン・ハンター、モンク、プレイグ・ナイトを公開
Blizzardは「ディアブロ V」に登場する最初の3クラスとして、デーモン・ハンター、モンク、プレイグ・ナイトを公開した。
デーモン・ハンターはクロスボウで地獄の悪魔を狩り、影から攻撃しながら戦場を跳躍して移動する。「ディアブロ III」に登場し、「ディアブロ IV」ではプレイアブルクラスとして採用されていなかったクラスの復帰となる。
同じく「ディアブロ III」に登場したモンクも復帰する。武芸による近接戦闘を得意とし、拳による攻撃と聖なる力を組み合わせて悪魔と戦う。
プレイグ・ナイトはシリーズ初登場のクラスだ。病と悪疫を広げながら戦場を進み、最後にはそれを取り込んで自らの力に変える。ほかのクラスについては、発売までの開発過程で順次公開される予定である。
■Nintendo Switch 2版は日本で9月16日発売
「ディアブロ IV」のゲーム本編と2つの拡張パックを収録したNintendo Switch 2向け「ディアブロ IV: 憎悪の時代」コレクションは、日本で9月16日に発売される。国内価格は8400円(税込)で、日本語にも対応する。
コレクションにはゲーム本編に加え、拡張パック「憎悪の器」と「憎悪の帝王」を収録する。スピリットボーン、パラディン、ウォーロックを含む計8クラスを使用でき、ナハントゥやスコヴォスの島々を舞台とする追加コンテンツも遊べる。
Nintendo Switch 2版はクロスプレイとクロスプログレッションに対応する。同じBattle.netアカウントを利用することで、対応する別のプラットフォームと進行状況を共有できる。
プレイにはインターネット接続とBattle.netアカウントが必要となる。オンラインプレイなど一部の機能にはNintendo Switch Onlineへの加入も必要だ。タッチスクリーンとHDR出力に対応する一方、Joy-Con 2のマウス機能には対応せず、USB接続のマウスとキーボードを利用できる。
■30周年記念の「獄遺継承」シーズン
「ディアブロ IV」では、シリーズ30周年記念の中心コンテンツとなるシーズン15「獄遺継承」が、日本時間9月16日に始まる。
シーズンクエストでは、失われたデッカード・ケインの魂が再びサンクチュアリに現れ、プレイヤーを導く。トリストラムの大聖堂、アリート山の頂、憎悪の檻といったシリーズ過去作を象徴する場所を訪れ、ディアブロ、バール、メフィストの残響と対峙する。
プレイヤーは三大悪の破片のうち一つを身に宿し、それぞれに対応した力や名誉トラックを利用できる。過去作の場所や戦いを「ディアブロ IV」向けに再構築したダンジョン「醒めやらぬ悪夢」も登場する。
装備面では、「ヨルダンの石」「レオリックの王冠」「イン=ジオム」など、過去作の遺物を基にした9個のレガシーユニークが加わる。これらはシーズン領域と永遠なる領域の双方で恒久的に利用できる。
■アマゾンは2027年前半に参戦
「ディアブロ IV」には、2027年前半にクラスパックとしてアマゾンが加わる。「ディアブロ II」で登場したクラスを、現在のサンクチュアリに合わせて再構成する。
アマゾンは剣と盾を使うチャンピオン、ジャベリンによる一撃離脱を得意とするスカーミッシャー、弓で遠距離攻撃を行うレンジャー、ヴァルキリーの隊列を率いるコマンダーという4つのプレイスタイルを備える予定だ。ジャベリンは「ディアブロ IV」にとって新しい武器種となる。
クラスパックの詳しい内容や販売方法は、配信時期が近づいた段階で公開される。
■Netflixとアニメシリーズを共同開発
Blizzard EntertainmentとNetflixは、「ディアブロ」の世界を舞台とする新たなアニメシリーズを開発している。
現時点では、物語、舞台、制作スタッフ、配信時期などの詳細は公表されていない。今後、制作の進行に合わせて追加情報を明らかにする予定だ。
■「ディアブロ イモータル」では「Spawn」とコラボ
モバイル向けの「ディアブロ イモータル」では、アメリカンコミック「Spawn」とのコラボレーションを実施する。
BlizzCon 2026では、「Spawn」の作者Todd McFarlaneと「ディアブロ イモータル」のシニアアーティストJustin Murrayによるライブドローイングも行われた。「ディアブロ V」の開発と「ディアブロ IV」の更新に加え、「ディアブロ イモータル」でも新たなコンテンツ展開が続く。
元記事: Diablo V Announced: Procedural Worlds and Diablo 2 Loot Make Long-Awaited Return
※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。
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