幻のGBA向けRPG『妖怪バスター ナビ之介』、Switch/Steamで2027年発売へ

2026年9月12日 09:33

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記事提供元:Tech Times

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ハピネットは、『妖怪バスター ナビ之介』をNintendo SwitchとPC(Steam)向けに2027年に発売すると発表した。2000年代初頭にゲームボーイアドバンス向けとして開発されながら未発売に終わった2Dドット絵RPGを、KOHACHI STUDIOが現代の環境に合わせて再構築する。価格は未定で、東京ゲームショウ2026では試遊出展を予定している。

■約四半世紀を経て復活する未発売RPG

『妖怪バスター ナビ之介』は、2000年代初頭にアーケードゲーム業界で活動していたakioらのチームが開発していた作品である。当時はゲームボーイアドバンス向けとして制作され、完成に至ったものの、諸事情によって発売されないまま保管されていた。

開発には『メタルスラッグ』などに携わったメンバーが参加しており、akioによれば、同シリーズの開発チームが最後に制作したゲームに当たるという。長年アクションゲームを手がけてきたメンバーが、最後に取り組んだ作品は、妖怪を集めて旅をする和風ファンタジーRPGだった。

KOHACHI STUDIOは関係各所との権利処理を経て本作の知的財産権を取得し、現代向けの再構築を進めている。2025年の発表時点ではNintendo Switch向けに2026年中の発売を予定していたが、今回、ハピネットのインディーゲームレーベル「Happinet Indie Collection」から、Nintendo SwitchとSteam向けに2027年発売予定となることが発表された。

■GPS連動から始まった初期構想

本作の企画は、ゲームボーイアドバンスにGPSユニットを接続し、現実の場所を歩くことでゲームを進める構想から始まった。akioの説明によると、当初の企画書は日本各地の偉人を題材としていたが、同氏の提案を受けて妖怪をテーマとする作品へ変更されたという。

初期構想では、プレイヤーが日本各地を歩き、場所に応じて妖怪と出会う仕組みが想定されていた。しかし、前提となっていたGPSユニットの計画が立ち消えになったため、開発チームは位置情報との連動を外し、単体で遊べるRPGへ作り直した。その後ゲームは完成したものの、発売には至らなかった。

akioは2025年、本来の構想どおり開発が進んでいれば、「歩くことをゲームに変えた」遊びを『Pokémon GO』より15年早く形にできたかもしれないと振り返っている。これは開発者自身による回顧であり、初期の『ナビ之介』が、現実の移動とゲーム内の出来事を結び付けようとしていたことを示すエピソードである。

なお、2027年に発売予定の再構築版については、GPS連動機能の搭載は発表されていない。現在案内されているのは、妖怪の収集や編成、式神システムを用いたターン制バトルを中心とする2Dドット絵RPGである。

■古代日本と現代を結ぶ妖怪譚

舞台は、人間と妖怪の均衡が崩れ始めた架空の古代日本である。ナビ之介は、陰陽寮が極秘に造り出した、からくり人形の見習い陰陽生だ。各地を巡り、妖怪が引き起こす事件を解決していく。

物語では、現代に生きるプレイヤーの魂が1000年以上前の世界へ転送され、ナビ之介とともに冒険することになる。人間と機械、現代と過去という異なる存在や時代が重なり合い、妖怪との封印と絆を巡る物語が展開する。

旅の途中では、長い年月を生きて神通力を得た狐の妖怪センコ、年を経た猫が化けたネコマタ、多くの人間の恨みが集まって生まれた巨大な骸骨の妖怪ガシャドクロ、悪い夢を食べるとされるバク、鞍馬山に住む大天狗クラマテングなどが登場する。

作品に取り入れられた妖怪は、それぞれの伝承を下敷きにしながら、固有の技や性格を備えたゲームキャラクターとして再構成されている。古代と現代が交わる物語に、日本各地で語り継がれてきた妖怪のイメージを重ねた世界観が特徴となる。

■200種類を超える妖怪とターン制バトル

プレイヤーは各地で妖怪と戦い、封印して仲間に加えながら冒険を進める。登場する妖怪は200種類を超え、仲間にした妖怪を組み合わせて独自のパーティーを編成できる。

妖怪には複数の属性が設定され、各キャラクターが固有の技を持つ。バトルは属性と式神システムを活用するターン制で、仲間の個性や組み合わせを踏まえたパーティー編成が戦術の中心となる。

映像面では、当時のピクセルアートや演出の魅力を引き継ぎながら、キャラクターが滑らかに動くアニメーションを採用する。ゲーム画面や操作性も現行プラットフォーム向けに再設計されている。

初期発表時には150種類を超える妖怪が登場すると案内されていたが、最新の発表では200種類を超える規模へ拡大した。対応言語は日本語、英語、韓国語、簡体字中国語、繁体字中国語。プレイ人数は1人で、オンラインプレイには対応しない。

■東京ゲームショウ2026に試遊出展

『妖怪バスター ナビ之介』は、2026年9月17日から21日まで幕張メッセなどで開催される東京ゲームショウ2026に試遊出展される。会場ではハピネットのインディーゲームコーナーでプレイできる予定だ。

東京ゲームショウ2026は、1996年の初開催から30周年に当たり、今回は初めて5日間の日程で開かれる。9月17日と18日はビジネスデイ、19日から21日までは一般公開日となる。

製品版の発売時期は2027年とされているが、具体的な発売日と価格は発表されていない。Steamではストアページが公開され、ウィッシュリストへの登録を受け付けている。

元記事: Navinosuke: Lost GBA Game From Metal Slug Team Predicted Pokémon GO by 15 Years

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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