『ELDEN RING』パリィや大盾を上方修正 Switch 2版はメタスコア91で発進

2026年8月28日 16:26

印刷

記事提供元:Tech Times

(Fromsoftware.jp)

(Fromsoftware.jp)[写真拡大]

フロム・ソフトウェアは、『ELDEN RING(エルデンリング)』のアップデートファイルVer.1.17をPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、Steam向けに配信した。大盾やパリィ、武器、魔術、祈祷のバランス調整に加え、有料DLC「Tarnished Pack」への対応と不具合修正が含まれる。

Nintendo Switch 2専用のオールイン版『ELDEN RING Tarnished Edition』と、他機種向けの「Tarnished Pack」は8月28日に発売・配信された。Switch 2版はゲーム本編と大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』、新たな防具や素性などを収録し、国内価格は9,020円(税込)。「Tarnished Pack」は550円(税込)で販売されている。

■パッチ1.17で大盾23種を調整

Ver.1.17では、大盾23種のガード強度が引き上げられた。このうち「君主軍の大盾」「鉄茨の大盾」「鋲壁の盾」「神聖画の盾」「獣紋の黄金盾」「城館のタワーシールド」「交差樹のタワーシールド」「逆さ鷹のタワーシールド」「竜のタワーシールド」「名家の大盾」「金装の大盾」「黒鉄の大盾」「蟻の頭甲」「黄金樹の大盾」の14種は、重量も軽減された。

「木の大盾」「カッコウの大盾」「赤獅子の大盾」「黄金の大盾」「坩堝の角盾」「竜爪の盾」「蝕紋の大盾」「クラゲの盾」「単眼の盾」の9種は、ガード強度が引き上げられた。また、「聖樹紋の大盾」は重量が軽減されている。

ガード強度は、攻撃を盾で受けた際のスタミナ消費に関わる数値だ。今回の上方修正と軽量化により、盾を中心とするビルドでは攻撃を受け止めやすくなるとともに、装備重量を調整しやすくなった。

戦技「パリィ」も性能が引き上げられた。短剣、曲剣、小盾で使用した場合は、発動後に別の行動へ移れるまでの時間が短縮される。「嵐の壁」はFPを消費しない仕様になり、パリィ性能も向上した。「トープスの力場」もパリィ性能が引き上げられている。

■流紋武器、調香瓶、魔術・祈祷を上方修正

武器では、「流紋の短剣」と「レラーナの双剣」の致命の一撃の威力が上昇した。「流紋の斧」「流紋の槍」「串刺し公の槍」は、武器を投擲する攻撃のスタミナ消費量が減り、威力も引き上げられた。「流紋の大槌」は投擲攻撃の威力が上昇している。

「ゴーレムの拳」は、強攻撃で拳を打ち出す攻撃の射程が延長された。「カーリアの魔術剣」は、知力の能力補正によってすべての属性の攻撃力が高まるよう変更された。

「火花の調香瓶」「雷の調香瓶」「冷気の調香瓶」「狂い火の調香瓶」「猛毒の調香瓶」は、いずれも攻撃力が引き上げられた。

魔術では、「創星雨」と「カーリアの返報」の威力が上昇した。「メテオライト」と「アステール・メテオ」は発動までの時間が短縮され、「引力弾」は放った重力弾が地面や壁などの地形に当たっても即座に爆発しない仕様となった。

祈祷では「神鳥の羽」と「火の雨」の威力が上昇し、「火よ!」の攻撃範囲が広がった。

影の地では、フィールドで拾える一部のアイテムや、特定の強敵を倒した際などに入手できる一部のアイテムが、より上位のアイテムなどへ変更された。アップデート前に取得済みのアイテムには、この変更は適用されない。

■対人戦の調整と不具合修正

対人戦専用の調整では、「羅刹の大刀」で攻撃中に他のプレイヤーから攻撃を受けた場合のダメージが増加した。「ルガリアの咆哮」は他プレイヤーに対する威力が引き下げられている。

「腐敗ブレス」と「エグズキスの腐敗」は、他プレイヤーに命中した際、攻撃を受けたキャラクターが怯んで動けない時間が短縮された。また、「羅刹の大刀」を左手に装備して攻撃した直後、右手の武器で攻撃できるようになるまでの時間も延長されている。

不具合修正では、武器種別「大刀」による大型の敵への致命の一撃の威力が低くなっていた問題が解消された。大刀のジャンプ攻撃をパリィできていた問題も修正されている。

PC版では、キーボードとマウスを使用した際、NPCとの会話演出中にマウスでカメラを操作できない問題を修正した。「キーボード/マウス設定」で初期化を実行しても、各種設定が初期状態へ戻らない問題にも対応している。

アップデート後のバージョン表記は「App Ver. 1.17/Regulation Ver. 1.17」となる。オンラインプレイには、このアップデートの適用が必要だ。

■「Tarnished Pack」が追加する新要素

8月28日に配信された「Tarnished Pack」は、Nintendo Switch 2版『ELDEN RING Tarnished Edition』に最初から収録されている追加要素を、既存機種向けに提供するDLCだ。

キャラクター作成時に選べる素性として、「イデスの騎士」と「重装騎士」が追加される。両素性の装備は、ゲーム開始時にその素性を選ばなくても、狭間の地の特定の商人から購入したり、フィールドで入手したりできる。特定の商人やフィールドから入手できる新武器も加わる。

霊馬トレントの姿を変える「霊馬の装束」は3種類。「ツリーガード」はストームヴィル城、「カーリアの銀馬」は湖のリエーニエ、「葬送の夜馬」はアルター高原で入手できる。いずれかを入手すると、祝福のメニューに霊馬の姿を変更する機能が追加される。

ケイリッドと王都ローデイルには、それぞれ新たなNPC侵入イベントが追加された。王都ローデイルのイベントは、同地域が灰都ローデイルへ変化した後には発生しない。

『Tarnished Edition』には、これらに加えて4種類の新防具が収録される。新たな素性はゲーム開始時の能力値と装備を定める選択肢であり、その後の成長や装備選択を固定するものではない。既存プレイヤーにとっては、新武器や防具、霊馬の装束、侵入イベントが主な追加要素となる。

■Switch 2版は本編と大型DLCを収録

『ELDEN RING Tarnished Edition』は、Nintendo Switch 2専用のオールイン版だ。『ELDEN RING』本編に加え、2024年に発売された大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』、「Tarnished Pack」に相当する追加要素を収録する。

国内価格はパッケージ版、ダウンロード版ともに9,020円(税込)。パッケージ版はキーカード方式で、初回プレイ時にゲーム本編をダウンロードする必要がある。

発売時点のレビュー集計では、Metacriticが40件の批評家レビューに基づく91点を記録している。OpenCriticでも掲載レビューの全員が推奨する集計となっているが、レビュー件数や平均点は更新に伴って変動する。

Nintendo Lifeは10点満点中9点を付け、Switch 2のライブラリで遊べる有力作の一つと評価した。携帯できる形で本編と大型DLCをまとめて遊べる点や、Switch 2上での全体的なパフォーマンスが高く評価されている。

一方、複数のレビューは、より高性能な機種と比べて映像やフレームレートに差があることも指摘している。Kotakuは、グラフィック上の妥協や一時的なフレームレート低下があるとしながらも、戦闘を楽しむうえで大きな支障にはならなかったと評価した。

Game Informerのカイル・ヒリアード氏は、洞窟内のチュートリアルなどでは安定している一方、オープンワールドでカメラを速く動かした場合やトレント騎乗時には負荷が目立つと報告した。Switch 2しか利用できない未プレイのユーザーには選択肢になるが、PS5、Xbox Series X、十分な性能を持つPCを利用できる場合は、そちらも検討すべきだとしている。

GamingBoltのレビューでは、携帯モードとTVモードの双方で1080p表示、フレームレートは30fpsを目標とする仕様とされている。ただし、別の映像分析では30fpsを超える場面や動的な解像度変化も報告されており、「常時30fps固定」とまでは言い切れない。Switch 2版に表示モードの選択肢はなく、60fpsを選べるパフォーマンスモードも用意されていない。

■既存プレイヤーは無料アップデートの影響が大きい

すでに別の機種で『ELDEN RING』を遊んでいるプレイヤーにとって、プレイ感覚へ直接影響するのは無料のVer.1.17だ。23種の大盾に対するガード強度の上方修正や一部の軽量化、パリィ後の行動可能時間の短縮によって、防御や受け流しを組み込んだ戦術を採用しやすくなった。

投擲攻撃、調香瓶、魔術、祈祷にも上方修正が入り、従来とは異なる武器や戦法を試すきっかけになる。対人戦では一部の武器と祈祷が下方調整されているため、使用する装備によっては立ち回りの見直しも必要になる。

「Tarnished Pack」は550円(税込)で、新素性、新武器、防具、霊馬の装束、NPC侵入イベントを求める既存プレイヤー向けの追加コンテンツとなる。Nintendo Switch 2で初めて遊ぶ場合は、これらの要素と本編、『SHADOW OF THE ERDTREE』を収録した『Tarnished Edition』から始められる。

■注目ポイントQ&A

●『ELDEN RING』パッチ1.17の主な変更点は何ですか?

23種の大盾でガード強度が引き上げられ、そのうち14種は重量も軽減されました。短剣、曲剣、小盾で「パリィ」を使った後の行動可能時間も短縮されています。このほか、流紋武器、調香瓶、魔術、祈祷の強化、対人戦専用の調整、不具合修正が含まれます。

●Nintendo Switch 2版には何が収録されていますか?

ゲーム本編、大型DLC『SHADOW OF THE ERDTREE』、4種の新防具、2種の新たな素性、霊馬トレントの見た目を変更する機能、新武器、NPC侵入イベントなどが収録されています。国内価格は9,020円(税込)です。

●Switch 2版は60fpsで遊べますか?

60fpsを選択するパフォーマンスモードはありません。レビューでは30fpsを目標とする動作が報告されていますが、場面による変動も指摘されています。

●既存機種のプレイヤーも「Tarnished Pack」を購入する必要がありますか?

Ver.1.17のバランス調整と不具合修正は無料で適用されます。「Tarnished Pack」の購入が必要なのは、新素性、新武器、防具、霊馬の装束、NPC侵入イベントなどの追加要素を利用したい場合です。他機種向けの国内価格は550円(税込)です。

元記事: Elden Ring Patch 1.17: Shield Buffs, Parry Overhaul, 91-Rated Switch 2 Port

※この記事はTech Timesから提供を受けた記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連キーワード

関連記事