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ソニー銀行、Bastionと米ドル建てステーブルコイン事業で提携
■北米での金融サービス強化へ向け、ステーブルコイン事業の具体化を加速
ソニーフィナンシャルグループ<8729>(東証プライム)傘下のソニー銀行は12月1日、米国での米ドル建てステーブルコイン事業に向け、米国フィンテック企業Bastion Platforms,Inc.との業務提携契約を締結したと発表した。Bastionはステーブルコインの発行・償還に関するインフラを提供する企業で、NYDFSの信託ライセンスや送金ライセンスを取得しており、同社の技術を利用することで法令順守を確保しながらデジタル資産サービスを展開できる点が特徴である。
ソニー銀行はソニーグループの北米事業を金融面で支援する方針のもと、ブロックチェーンを活用したステーブルコイン事業の可能性を探ってきた。今回の提携を通じ、同社はBastionのインフラを活用した米ドル建てステーブルコインの事業化に向け、米国内での子会社設立も視野に具体的な検討を進める。ステーブルコインは法定通貨と連動するデジタル資産であり、決済や価値移転の高度化が期待される。
両社は今後、デジタル資産領域における新たな金融体験の創造を目指し、事業モデルの具体化を進める。Bastionは企業のデジタル資産サービス立ち上げを支援する基盤を提供しており、今回の連携により、ソニー銀行は北米での金融サービス拡張に向けた重要な基盤を得るかたちとなる。安全性と規制順守を担保した米ドル建てステーブルコインの実装が実現すれば、同社のデジタル戦略において大きな転機となる見通しである。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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