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THWHDC、BTC株主優待の検討開始、FINX JCryptoと業務提携
■暗号資産ノウハウを取り込み、新規株主還元の仕組みを設計
THE WHY HOW DO COMPANY(THWHDC)<3823>(東証スタンダード)は11月27日、FINX JCryptoとの業務提携契約締結と、ビットコイン(BTC)を活用した株主優待制度の検討開始を発表した。2025年7月に刷新した経営体制のもと、同社は「泥臭い現場主義」とM&Aを軸にEBITDA10億円を目指す成長戦略を掲げており、暗号資産活用による新規事業開拓を進める方針である。提携により、FINX JCryptoの保有する暗号資産運用・保管ノウハウを取り込み、利便性と安全性を備えた株主優待スキームの構築を図るとしている。
同社は過去に暗号資産取引所ソフトウェアをエストニアの取引所へ提供した実績を持ち、保有ソフトウェアや開発経験を新たな優待制度に活かす構えである。代表取締役社長の亀田信吾氏は、暗号資産が国際的に資産性を高める潮流を指摘し、堅実なM&A戦略と先端的構想の両立を強調した。今後、決定事項は適宜公表するとしている。
■カプセルトイ事業を100%子会社化し、ストック型収益の拡大を狙う
また同日、同社はドリームプラネットの株式を追加取得し、完全子会社化することを発表した。カプセルトイ事業を展開する同社は設置店舗数の拡大に比例して成長するストックビジネスを特徴とし、全国の飲食店向け販売で業績を伸ばしてきた。既存の51%取得に続く今回の49%追加取得により、保有比率は100%となる。M&A安心宣言に基づく長期併走型M&A戦略の一環で、エンタテインメント領域を含む事業シナジーの強化を見込む。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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