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アストンマーティンが「DB12 S」を発表 従来モデルから性能を強化

DB12 S(写真:アストンマーティン・ジャパン発表資料より)[写真拡大]
アストンマーティン・ジャパンは8日、スポーツカー「DB12」の派生モデル「DB12 S」を発表した。従来モデルと比べて動力性能が強化されており、さらなるスピード感を楽しめる。
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DB12は、2023年に発売されたモデル。アストンマーティンは同モデルを「世界初のスーパーツアラー」と位置づけ、高水準なパフォーマンスや乗り心地をアピールしている。
「DB12 S」は、DB12をベースに、パフォーマンスを強化。エクステリアやインテリアなどの各装備も見直している。
4.0LのV型8気筒ツインターボをベースモデルから強化。最高速度は325km/hでベースモデルと変わらないが、最高出力は20PS上がった700PS、0-60mph(約100m)の加速時間は3.4秒を誇る。
エクステリアは、エアロダイナミクスパッケージでまとめられている。フロント部分はスプリッターとボンネットルーバーによって、優れた美観や機能性を示す。とくにスプリッターのおかげで、DB12 Sは低重心ながらワイドなボディに仕上がっている。
他にもグロスブラックのシルがサイドに加えられ、フロントスプリッターのラインからつながることで低重心を強調。加えて固定式リアスポイラーは、高速走行時の安定性を向上させる。クアッドテールパイプという新型のスポーツエキゾーストで、新鮮なサウンドも楽しめる。
インテリアも「S」専用に仕上げられた。ドライブモード用ロータリーダイヤルやシートベルト、ヘッドレストの刺繍がレッドアノダイズド仕上げで、おしゃれな雰囲気を醸し出す。アルカンターラ製のヒーテッドスポーツステアリングホイール、16方向調整のできるスポーツプラス電動フロントシートなども、快適かつスポーティな車内空間に貢献している。
DB12 Sは「クーペ」と「ヴォランテ」の2モデルに採用されており、現在は予約注文を受け付けている。2026年第1四半期に納車が開始される予定だ。
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