沖縄尚学が初優勝 夏の甲子園

2025年8月23日 17:05

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 23日、第106回全国高校野球大会決勝が阪神甲子園球場で行われ、沖縄尚学(沖縄)が日大三(西東京)に3-1で勝利した。

 沖縄尚学は、1999年と2008年の選抜大会で優勝していたが、夏の大会では初優勝となった。沖縄県勢としては、興南以来15年ぶり2度目の優勝。日大三の2011年以来14年ぶり3度目の優勝はならなかった。

 序盤は、日大三が初回に先制するも沖縄尚学はすぐに追いつく、打ち合いの展開で始まった。

 そこから両投手ともに得点は許さない緊迫した試合となるも、沖縄尚学が6回、8回と1点ずつ得点を加え優位に試合を進めた。

 守っては沖縄尚学の先発投手、新垣有絃が初回の1失点の後、8回途中まで無失点で抑えた。続く末吉良丞も自らのミスでピンチを迎えるも、崩れることなく無失点で試合を締めくくった。

 1回裏、日大三は1死二塁で本間律輝がライト方向へ二塁打を放ち1点を先制する。続く2回表、沖縄尚学も1死二塁で阿波根裕がレフト線へ二塁打を放ち、同点に追いつく。

 6回表、沖縄尚学は2死二塁で宜野座恵夢がレフト前ヒットで逆転に成功する。8回表、沖縄尚学は2死二塁で再び宜野座が二塁打を放ち、3点目を挙げる。

 9回裏、日大三は最後の攻撃でフォアボールと悪送球により1死一、三塁と同点のチャンスを得るも、ダブルプレーで試合は終わった。

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