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代々木公園の新施設、名称が「BE STAGE」に 3月15日から順次開業
東急不動産、東急、石勝エクステリア、東急コミュニティーが東京都立代々木公園の神南一丁目地区(渋谷区神南)で整備してきた複合商業施設の名称が、「代々木公園BE STAGE(ビーステージ)」と決まった。施設内の店舗は15日から順次開業している。
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新名称は、代々木公園を訪れる人が新しい一歩を踏み出したくなる場所にしたいという思いを込めて命名した。一歩踏み出す人の足元を緑色の「BE」の文字で表現したロゴマークも、発表した。
複合商業施設は、鉄骨一部鉄筋コンクリート地下1階、地上3階建て延べ約2,400平方メートル。1階にハワイアンレストランの「ティキズトウキョウ」、カフェの「ノースショアカフェ」、物販・飲食の「アンド102」が入る。
2階はダンススタジオやコミュニティーパークとなる「スポットヨヨギパーク」、カフェを併設した靴の「ニューバランス」、3階はスポーツスクールの「ヨヨギパークマナブ」、ランニングステーションの「ヨヨギパークタノシム」、屋上は「代々木バーベキュースペース(仮称)」が入る。
施設は、都心の商業用途ビルとして初めてとなる環境認証「ZEB Ready」を取得し、環境負荷を軽減する資材を活用するなどして1次エネルギー消費量を50%削減する。
代々木公園神南一丁目地区は、岸記念体育会館の跡地。東京都が店舗などの施設と一体で公園を整備する都市公園法の公募設置管理制度(Park-PFI)を活用して事業者を募集し、東急不動産など4社を事業者に選んで代々木公園の拡張を計画している。東急不動産など4社は2024年1月から工事を進めていた。
スケートボード広場、にぎわい広場、公園管理事務所など一部施設は2月に先行開園した。複合商業施設内の店舗が順次、開業したあと、全体のオープンは6月を予定している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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