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日揮HDが大きく出直る、日米トップ会談でアラスカ産LNGの輸入拡大が言われ連想買い
■アラスカ南部で巨大プロジェクトと伝えられ千代田化やINPEXも高い
日揮HD(日揮ホールディングス)<1963>(東証プライム)は2月10日、飛び出すように大きく出直る相場となり、7%高の1422.0円(90.0円高)まで上げて約3カ月ぶりに戻り高値を更新している。LNG(液化天然ガス)プラントの大手。米国7日の日米トップ会談後の共同会見でトランプ大統領が「アラスカ州の石油・天然ガス事業に関する日米合弁事業について話し合っている」(日経電子版2月8日夜)などと伝えられ、同社株に連想買いが流入している。千代田化工建設<6366>(東証スタンダード)、INPEX<1605>(東証プライム)なども値上がりしている。
日米トップ会談後の共同会見では、日本の対米投資が1兆ドル(約151兆円)規模に拡大することや、米アラスカ産天然ガスの輸入を拡大すること、などが明らかにされた。関連報道では、アラスカ州南部のLNG基地では、「天然ガスを年間2000万トン液化する施設と船にLNGを積み込むための海上桟橋を建設。総工費は440億ドル、日本円にして6兆6000億円規模になる巨大プロジェクト」(NHKニュースWeb2月9日午後)があると伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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