複合施設「Dタワー富山」完成、ぐるなびのフードホールなど入居 7月開業へ

2024年3月12日 16:27

印刷

完成したDタワー富山(大和ハウス工業提供)

完成したDタワー富山(大和ハウス工業提供)[写真拡大]

 大和ハウス工業が富山県富山市で整備していたオフィスと商業の複合施設「Dタワー富山」(富山市牛島町)が、3月12日に竣工した。飲食店情報サイト運営のぐるなびがプロデュースするフードホールが北陸地方へ初進出し、7月に開業する。16日に北陸新幹線の金沢-敦賀間が開業予定となり、北陸に対する注目が高まっているだけに、富山市中心部活性化への貢献が期待されている。

【こちらも】名古屋の「iiNEタウン瑞穂」、複合商業施設「iiNEマルシェ」が4月3日先行オープン

 Dタワー富山は、JR富山駅から北へ歩いて3分、富山市体育館跡地の一部約4,000平方メートルに整備した鉄骨7階建て延べ約1万7,000平方メートル。1階はぐるなびのフードホールを含め、飲食、物販店舗計5店が入る商業施設、2~7階はオフィスになる。駐車場は約150台分を用意した。

 このうち、ぐるなびのフードホールは「地域の食の発信 新たな『おいしい』に出会える場所」がコンセプト。ぐるなび独自のネットワークを駆使して地域から厳選された6店舗が腕をふるう予定。モバイルオーダーサービスも導入する。

 オフィスは貸室総面積約1万1,000平方メートル。入居企業は最少90平方メートルから最大1,800平方メートルまでから、必要な広さを選ぶことができる。2階には共用の会議室やラウンジ、3~7階にリフレッシュスペースを設けた。

 富山市は2001年から2020年までテナントビルの新規供給がなく、築30年以上で老朽化が進むオフィスビルが全体の約7割を占めている。このため、快適性が高い新築のオフィスを希望する企業の要望を満たせなかった。

 2015年の北陸新幹線金沢延伸では、金沢の独り勝ち状態となり、富山への恩恵が少なかったといわれている。富山県や富山市は、敦賀延伸で再び北陸地方への注目が高まるのを機に、地域振興に力を入れている。このため、富山駅周辺の商業施設充実を歓迎している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事