三井不動産が後場急動意、上場来高値を更新、米投資ファンド自社株買い要求と伝えられ思惑含みに

2024年2月5日 13:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■保有しているOLC株の売却も要求と伝えられる

 三井不動産<8801>(東証プライム)は2月5日、後場寄りから急動意となり、取引開始後に12%高の4100.0円(434円高)まで上げて2007年以来の4000円台に乗り、上場来の高値を更新している。英フィナンシャル・タイムズ電子版の日本時間5日午前の報道として、米投資ファンドのエリオット・マネジメントが三井不に1兆円の自社株買いを要請したとロイターニュースや日経電子版が伝えており、がぜん思惑含みとなった。

 「1兆円(68億ドル)規模の自社株買いと保有しているOLC(オリエンタルランド<4661>(東証プライム)株の売却を要請していると報じ」(ロイターニュース2月5日昼12:02)た。「要望はここ1カ月以内に三井不の経営陣に提示された」という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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