日経平均VIは上昇、株価底堅く高値警戒感が継続

2024年1月15日 14:10

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記事提供元:フィスコ

*14:10JST 日経平均VIは上昇、株価底堅く高値警戒感が継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.16(上昇率0.71%)の22.56と上昇している。なお、今日ここまでの高値は23.02、安値は21.74。

今日の東京株式市場は取引開始時点では売り買いが交錯し、日経VIは低下して始まった。日経225先物は朝方は先週末の水準近辺で推移したが、午前の中頃からは強含みの展開となった。市場では引き続き高値警戒感が強く、株価が底堅い推移となったことを受け、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが継続し、日経VIは上昇に転じ、その後は先週末の水準を概ね上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》

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