日経平均は711円安、寄り後は下げ幅拡大

2024年1月4日 09:15

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記事提供元:フィスコ

*09:15JST 日経平均は711円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は711円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。東京市場が年末年始の休場中の昨年12月29日、今年1月2日、3日の3営業日通算で米株式市場の主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が3.33%安、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6.36%安と、ダウ平均(0.74%安)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の買い手控え要因となった。また、石川県能登地方で発生した最大震度7の地震が経済へ及ぼす影響も懸念された。一方、外為市場で1ドル=142円90銭台と、昨年12月29日15時頃と比べ1円60銭ほど円安・ドル高に振れたことが東京市場で輸出株などの株価の支えとなった。また、日経平均は昨年末に13週移動平均線が26週線を上抜くゴールデンクロスを示現しており、日経平均は中勢的に上昇波動となっているとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。《SK》

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