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インボイス制度の登録者は約4割、価格転嫁できた人は2割に満たず
記事提供元:スラド
インボイス制度が開始されてから2か月が経過した。プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が実施した「インボイス制度によるフリーランスへの影響に関する実態調査」によると、インボイス制度に登録した人の割合は全体の約41.5%に達したという。さらに、制度開始後も免税事業者を継続する意思のある人は34.9%となった(インボイス制度によるフリーランスへの影響、Web担当者Forum)。
インボイス登録によって新たに発生する納税負担分について、発注事業者に価格転嫁できたかどうかを尋ねると、17.2%が価格転嫁できたと回答した。一方で、69.4%の人は特に値上げ交渉はしていないと回答している、免税事業者であることを理由に契約の打ち切りや報酬の値下げを提示されたことがあるかを尋ねると、17.3%の人が「ある」と回答。55.9%の免税事業者は、インボイス制度施行前と同じ報酬で取引を継続できたとしている。さらに、一方的に報酬を値下げされた場合、取引の継続を見直すと答えた免税事業者は51.3%に達したとしている。
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