イオン、SC「そよら福井開発」を2024年夏開業 全国唯一の「空白県」解消へ

2023年10月31日 08:10

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そよら福井開発の開店イメージ(イオンリテール発表資料より)

そよら福井開発の開店イメージ(イオンリテール発表資料より)[写真拡大]

 イオンリテールは2024年夏、福井県福井市に都市型ショッピングセンター(SC)の「そよら福井開発」(福井市西開発)をオープンする。福井県は「イオン」の名前がつく店舗が全国で唯一なかったが、これで「イオン空白県」が解消し、全都道府県にイオンブランドの店舗が出店することになる。

 そよら福井開発は、JR福井駅から北東へ約2.4キロ離れた物流会社・ラニイ福井貨物本社跡地約1万5,000平方メートルに整備される。鉄骨2階建て延べ約9,700平方メートルの建物で、売り場面積が約5,300平方メートル。核店舗はスーパーの「イオンスタイル」。1階に食品売り場、2階に日用雑貨や衣料品売り場を配置する。

 そよらは大型店舗のイオンモールなどと異なり、都市部の小商圏に狙いを定めたイオンブランドの新店舗。30代の共働き世帯などにターゲットを当て、地域のライフスタイルに合わせた商品やサービスに重点を置く。テナントはドラッグストアやクリニックなどを考えている。そよらが北陸信越地区に出店するのはこれが初めて。

 イオンは、前身に当たる「ジャスコ」が核店舗を務めた福井市のSC「ピア」が2003年に閉店。以降、イオングループのドラッグストア「ウエルシア」や食品スーパーの「マックスバリュ」が福井県内で店舗展開しているが、イオンモール、イオンタウンなどイオンの名がついた店舗がなく、全国唯一のイオン空白県になっていた。

 イオン進出の話が持ち上がったこともあったが、地元との話し合いが進展せずに立ち消えになっていた。2024年3月の北陸新幹線敦賀延伸で福井県に全国の注目が集まる中、約20年ぶりに空白が解消される見通しとなった。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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