夕陽百選に選ばれた淡路島西海岸、パソナが約30店の屋外型グルメモール

2023年4月25日 08:03

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2022年11月まで営業していた淡路シェフガーデン(パソナグループ発表資料より)

2022年11月まで営業していた淡路シェフガーデン(パソナグループ発表資料より)[写真拡大]

 兵庫県淡路島に本社機能の一部移転を進める総合人材サービスのパソナグループは、日本の夕陽百選に選ばれた淡路市の西海岸沿いに、全国から人気店を集めた屋外型グルメモール「淡路シェフガーデンby PASONA」(淡路市野島大川)を4月29日にオープンする。当面は16店でスタートし、夏にはさらに11店が開業する。

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 淡路シェフガーデンby PASONAは、播磨灘の絶景を見渡せる海岸近くの約5,500平方メートルに多数の専用コンテナ店舗を設け、店内100席、テラス600席を置く。店舗は2021年4月から2022年11月まで淡路市東海岸の岩屋地区に開設していた「淡路シェフガーデン」から移設する。約90台分の駐車場も用意する。

 淡路シェフガーデンで人気を博した店舗だけでなく、兵庫県姫路市で70年以上愛され続けた「えきそば」や淡路和牛のステーキ重など、全国から選び抜いた人気レストランが新たに登場する。各店舗とも食材を海と山の幸に恵まれた淡路島で調達し、豊かな食の魅力を観光客らに発信する。

 パソナグループは2020年、テレワークが普及して地方でも仕事ができるとして、本社機能の一部を淡路島北部の淡路市へ移転する計画を発表。2022年末までに以前から淡路島で働いている社員を含めて、約1,000人が働くようになった。東京の本社に勤務する社員約1,800人のうち、約1,200人を2024年5月までに淡路島へ異動させる計画で、淡路島で働く社員はさらに増える。

 社員がオンラインで仕事を進めるだけでなく、禅の体験施設やアニメパーク、人気キャラクター「ハローキティ」の世界観を楽しめる施設などを次々にオープンさせ、淡路観光の活性化にもひと役買っている。淡路シェフガーデンby PASONAもその一環で進めており、ゴールデンウイークに新たな観光施設が出現する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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