4月12日のNY為替概況

2023年4月13日 04:13

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記事提供元:フィスコ

*04:13JST 4月12日のNY為替概況
 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、133円89銭から132円74銭まで下落し、引けた。

米3月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したため年内の利下げ観測が再燃。さらに、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がFRBの見通しでは各会合での利上げ想定していないと発言、また、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で金融混乱後、50BPの利上げを支持していた当局者が考えを変えたほか、利上げ停止も協議されたことが明らかになり、金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは、1.0920ドルから1.1000ドルまで上昇し、引けた。ホルツマン・オーストリア中銀総裁の5月に50BPの利上げを推奨する発言を受けユーロ買いが強まった。


ユーロ・円は145円80銭から146円67銭まで上昇。欧日金利差の拡大観測を受けたユーロ買い・円売りが継続した。_NEW_LINE__
ポンド・ドルは、1.2400ドルから1.2495ドルまで上昇。

 
ドル・スイスは、0.9022フランから0.8944フランまで下落した。

【経済指標】・米・3月消費者物価指数:前年比+5.0%(予想:+5.1%、2月:+6.0%)・米・3月消費者物価コア指数:前年比+5.6%(予想:+5.6%、2月:+5.5%)・米・3月消費者物価指数:前月比+0.1%(予想:+0.2%、2月:+0.4%)・米・3月消費者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.4%、2月:+0.5%)《KY》

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