映画『さらば、わが愛/覇王別姫』4K版を日本初上映 - レスリー・チャン主演、京劇俳優2人の愛憎描く

2023年4月5日 10:42

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『さらば、わが愛/覇王別姫』4K版が、2023年7月28日(金)より全国順次公開される。主演はレスリー・チャン、監督はチェン・カイコー。

■2人の京劇俳優が織りなす愛憎劇

 映画『さらば、わが愛/覇王別姫』は、激動の時代に生きた2人の京劇俳優の愛憎を描く物語。1925年から文化大革命時代を経て、50年に渡る中国の動乱の歴史を背景に、京劇の古典「覇王別姫」を演じる京劇俳優2人の物語を、圧倒的なスケールと映像美で映し出している。

 中国映画界第5世代の名匠チェン・カイコーが監督を務め、1993年カンヌ国際映画祭では、『さらば、わが愛/覇王別姫』がパルム・ドールを受賞。また、同年ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞も果たすなど世界の映画祭で高く評価され、当時日本でも大きな話題を呼んだ。

■主演レスリー・チャンが女形の京劇俳優に

 主演を務めるのは香港を代表するスターのレスリー・チャン。女形の程蝶衣役を狂おしいほどの妖艶さで演じ、観客を魅了した。また、中国を代表する女優コン・リーと俳優チャン・フォンイーが共演を果たしている。

 主人公・程蝶衣…レスリー・チャン(張國榮)

女形の京劇俳優。俳優養成所に通っていた時から支え合ってきた段小樓を密かに愛している。

 段小樓…チャン・フォンイー(張豊毅)

「覇王別姫」で覇王を演じる、京劇のスター俳優。程蝶衣とともに、厳しい稽古に耐えながら少年時代を過ごしてきた。

 菊仙…コン・リー(鞏俐)

娼婦。段小樓と結婚する。

■『さらば、わが愛/覇王別姫』4K版を日本初上映

 『さらば、わが愛/覇王別姫』の公開から30周年を迎えるとともに、わずか46歳の若さでこの世を去ったレスリー・チャン没後20年の節目となる2023年、日本で映画『さらば、わが愛/覇王別姫』の4K版が、角川シネマ有楽町、109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋ほかにて初上映される。世界中の人々から愛される不朽の名作が、圧倒的な映像美で蘇る。

■映画『さらば、わが愛/覇王別姫』あらすじ

 京劇の俳優養成所で兄弟のように互いを支え合い、厳しい稽古に耐えてきた2人の少年。成長した彼らは、程蝶衣と段小樓として京劇の古典「覇王別姫」を演じるなど一躍スターに。女形の程蝶衣は段小樓を秘かに愛していたが、段小樓は娼婦の菊仙と結婚してしまう……。

【詳細】
映画『さらば、わが愛/覇王別姫』4K
日本公開日:2023年7月28日(金)
監督:チェン・カイコー
出演:レスリー・チャン、チャン・フォンイー、コン・リー

■上映劇場

〈7月28日(金)~公開〉
・東京:角川シネマ有楽町、109シネマズプレミアム新宿、グランドシネマサンシャイン池袋
・横浜:ムービル
・大阪:シネ・リーブル梅田
・京都:アップリンク京都
・神戸:シネ・リーブル神戸
・名古屋:ミッドランドスクエアシネマ
・福岡:KBCシネマ
〈順次公開〉
・札幌:シアターキノ
・千葉:シネマイクスピアリ
・広島:八丁座
※この他、全国順次上映

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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