大阪金見通し:上昇か、安全資産へ資金が向かう流れは限定的ながら継続へ

2023年3月15日 07:45

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記事提供元:フィスコ

*07:45JST 大阪金見通し:上昇か、安全資産へ資金が向かう流れは限定的ながら継続へ
大阪取引所金標準先物 24年2月限・夜間取引終値:8193円(前日日中取引終値↑22円)

・想定レンジ:上限8240円-下限816円

15日の大阪取引所金標準先物(期先:24年2月限)は上昇しそうだ。相次ぐ米銀行の破綻による警戒感の高まりがひとまず落ち着き、昨日の米株式市場で主要指数が大幅に上昇したことから、投資家のリスク資産回避の動きが弱まり、安全資産とされる金の投資需要は前日までに比べると減少するとみられる。ただ、金融システムへの不安は根強く、安全資産へ資金が向かう流れは限定的ながら継続する可能性が高く、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は、やや買いが優勢の展開となりそうだ。《SK》

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