セラミックとグラフェンが融合 新素材の車用コーティング剤発売 ライフクルー

2023年3月8日 15:43

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MAKUAKEにて予約販売が開始されたアルファセラミックグラフェン(画像:ライフクルーズの発表資料より)

MAKUAKEにて予約販売が開始されたアルファセラミックグラフェン(画像:ライフクルーズの発表資料より)[写真拡大]

  • 施工した様子(画像:ライフクルーズの発表資料より)

 ライフクルーは、クラウドファンディングサイトMakuakeにて、新素材の車用コーティング「アルファセラミックグラフェン」の先行予約販売を開始した。簡単施工で強力な艶と撥水が可能となるセラミックとグラフェンを融合させ、防汚性や耐擦り傷性能にも期待できるという。

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 近年、ガラスコーティングを上回る新しいコーティング剤として、セラミックコーティングやグラフェンコーティングに注目が集まっている。アルファセラミックグラフェンは、その両方の性能を含んだ最先端のコーティング剤だ。

 最先端のコーティングと聞くと、施工が難しいように感じるかもしれないが、スプレーして拭くだけで施工は完結。面倒な作業が必要だったガラスコーティングを上回る耐久性と防汚性、撥水性、深みある艶が手に入るという。

 これまでのガラスコーティング剤は、年に何回かメンテナンス剤を使用してコーティング被膜のトリートメントが必要だった。もちろんそのままでもカラスコーテイング被膜が剥がれることはないが、ガラス被膜特有のイオンデポジットの付着が目立つため、美しさを保つには何らかのメンテナンスが必要だ。

 だがアルファセラミックグラフェンは、通常拭くだけでは落ちないイオンデポジット汚れが洗車で簡単に落ちるという。これまでほかのコーティング剤でイオンデポジットに悩まされていた人たちにとっては、朗報だろう。

 防汚性は通常の雨汚れだけでなく、鳥の糞のような汚染物に対しても高い防汚能力を持っており、汚れがこびりつくことなく簡単に落とすことも可能だ。

 通常ガラスコーティング剤は、車のボディのみにしか使用できないことが多い。そのため樹脂部分やヘッドライトなどには別のコーティング剤を用意する必要があったが、アルファセラミックグラフェンは、フロントガラスやミラーなど視界に影響が出る部分以外であればすべて施工可能だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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