大阪金概況:上昇、強弱材料混在し方向感の定まらない展開

2023年2月20日 16:05

印刷

記事提供元:フィスコ

*16:05JST 大阪金概況:上昇、強弱材料混在し方向感の定まらない展開
大阪取引所金標準先物 23年12月限・日中取引終値:7933円(前日日中取引終値↑32円)

・推移レンジ:高値7946円-安値7919円

20日の大阪取引所金標準先物(期先:23年12月限)は上昇した。先週末の海外市場で金の価格決定要因として注目される米長期金利が低下し、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から金は買われやすくなった。一方、外為市場で一時1ドル=133円90銭台と先週末17日15時頃に比べ80銭ほど円高・ドル安方向に振れたことから、円建てで取引される金先物の割高感が意識されやすかった。こうした強弱材料が混在する中、今日の金先物は買いが優勢だが、午前の時間帯に今日の高値をつけた後、午後に安値をつけるなど、方向感の定まらない展開となった。《SK》

関連記事