後場の日経平均は11円高でスタート、タマホームやみずほなどが高い

2023年1月12日 13:01

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記事提供元:フィスコ

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;26457.74;+11.74TOPIX;1907.30;+6.05

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比11.74円高の26457.74円と、前引け(26455.06円)とほぼ同水準スタート。ランチタイム中の225先物は26380円-26430円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=131.60-70円と午前9時頃から20銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が朝方に上昇したが下げに転じた後は0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数も朝方は堅調だったが0.8%ほど下落している。後場の日経平均は、方向感の定まらない動きだった前場の流れを引き継ぎ、前引けとほぼ同水準で始まった。今晩米国で発表される12月の米消費者物価指数(CPI)への警戒感に加え、日銀が17-18日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検するとの報道も株価を抑える要因として意識され、積極的な買いは見送られているもよう。一方、ダウ平均先物が底堅く推移していることなどが東京市場の株価下支え要因となり、下値を売り急ぐ動きは見られない。

 セクターでは、銀行業、非鉄金属、鉄鋼が上昇率上位となっている一方、不動産業、その他製品、陸運業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、タマホーム<1419>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、三菱UFJ<8306>、住友鉱<5713>、りそなHD<8308>、邦チタニウム<5727>、ルネサス<6723>、村田製<6981>、日本電産<6594>が高い。一方、エーザイ<4523>、gumi<3903>、資生堂<4911>、東電力HD<9501>、オリンパス<7733>、ディスコ<6146>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、OLC<4661>、ダイキン<6367>が下落している。《CS》

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