オーストラリア、毒性ある雑草がホウレンソウに混入 健康被害が発生

2022年12月23日 10:35

印刷

記事提供元:スラド

headless 曰く、 オーストラリアでパッケージ入りの野菜サラダや野菜炒めミックスを食べた 130人以上の消費者が幻覚やせん妄を含む健康被害にあい、4 社が商品のリコールを実施している(The Guardian の記事 [1][2]The Register の記事オーストラリア・ニュージーランド食品基準機関のニュースリリース)。

各社のリコール通知([1][2][3][4])では摂取すると健康被害を引き起こす可能性のある危険な植物原料が含まれていたとのみ、一様に記載されている。一方、健康被害の原因とされるホウレンソウ (ベビースピナッチ) を供給した Riviera Farms の発表によると、ホウレンソウはビクトリア州で生産されてニューサウスウェールズ州の店舗に出荷されたもので、毒性のある雑草が混入していたのだという。

症状は幻覚やせん妄のほか、瞳孔散大や頻拍、顔面紅潮、かすみ目、口や皮膚の乾燥、発熱など。問題の雑草はホウレンソウの収穫時に誤って収穫してしまったとみられている。シドニー王立植物園のチーフサイエンティスト Brett Summerell 氏は若い葉がホウレンソウと見分けにくいベラドンナなど毒性のあるナス科の植物ではないかとの見方を示しており、幻覚を体験しようとリコール対象製品を探し出して食べたりしないよう注意喚起している。

 スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | オーストラリア | idle | 医療 | サイエンス

 関連ストーリー:
ソイレント、粉末タイプでも固形と同様の症状が報告されて一時出荷停止に 2016年10月30日
廃棄処分となったCoCo壱番屋の冷凍カツなどを産廃処理業者が不正転売、一般に流通していた 2016年01月16日
ワニの胆汁は毒ではない 2015年01月14日
脅迫によって販売を一時停止していた「黒子のバスケ」関連商品、書店などでは販売再開 2013年11月19日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事