16日のNY市場は続落

2022年12月17日 10:03

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記事提供元:フィスコ

[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;32920.46;-281.76Nasdaq;10705.41;-105.12CME225;27280;-190(大証比)

[NY市場データ]

16日のNY市場は続落。ダウ平均は281.76ドル安の32,920.46ドル、ナスダックは105.11ポイント安の10,705.41で取引を終了した。12月製造業・サービス業PMI速報値が想定外に11月から悪化したため、気後退を懸念した売りが先行。連邦準備制度理事会(FRB)高官がインタビューや講演で、政策金利を高水準で長期にわたり維持する姿勢を再確認したため、長期金利やドルが上昇したことも更なる売り圧力となった。年末にかけたポジションの手仕舞い売りも目立ったが、本日は4兆ドル規模と言われる大口オプションの満期日に当たり、テクニカル要因で終盤にかけては買戻しも見られ、下げ幅を縮小して終了した。セクター別では、自動車・自動車部品が大きく下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比190円安の27280円。ADR市場では、対東証比較(1ドル136.6円換算)でトヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、三菱UFJ<8306>、ファーストリテ<9983>、東京海上HD<8766>、オリンパス<7733>、三菱地所<8802>などをはじめ、全般売り優勢となった。《YN》

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