トヨタ自動車が逆行高で始まる、「EV戦略見直し、近く新たな計画」と伝えられ期待強まる

2022年12月12日 14:43

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■来年の早いタイミングで新たな計画のもよう

 トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は12月12日、2日続伸基調で始まり、取引開始後は1972.0円(18.0円高)まで上げ、日経平均の150円安などに逆行高となっている。朝のロイターニュースで、「トヨタがEV戦略見直し、近く新たな計画の大枠策定へ」(12月12日8:33午前)と伝えられ、期待が強まっている。

 報道によると、トヨタ自動車は来年の早いタイミングで新たな計画の大枠を取りまとめ、EV市場が想定以上のペースで拡大する中、コスト競争力と性能の向上を図る。2030年までのEV戦略のうち、25年度までの3年間の計画。年明け以降、一次部品メーカーに見直し後の商品計画を説明する可能性がある。同社は昨年12月に2030年までのEV戦略を発表し、30車種をそろえるとしていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】業績上方修正・増配ラッシュにフォーカス、かでも12月期決算会社に注目(2022/11/28)
【株式市場特集】下方修正が続く内需系セクターで業績を上方修正した銘柄に注目(2022/11/21)
【株式市場特集】木材・リユース関連株、ロングラン銘柄に待機姿勢を取るのも一考余地(2022/11/14)
【株式市場特集】7~8月に続いて10月以降に業績再上方修正に踏み切った電炉株に注目(2022/11/07)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事