森保ジャパン、クロアチアにPK戦で敗れる サッカーW杯

2022年12月6日 09:11

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 6日(日本時間)、サッカーW杯カタール大会の決勝トーナメント1回戦が行われ、アルジャノブスタジアムで日本はクロアチアと対戦、1-1(PK1-3)で敗れた。

 今大会、日本は大方の予想に反し4度目の決勝トーナメント進出を果たすも、惜しくもW杯で初の準々決勝進出は逃した。試合は日本が前半43分に先制するも後半10分にクロアチアが追い付き、そのまま延長戦まで無得点で終え、PK戦の末、敗退した。

 試合序盤はクロアチアに押し込まれるも、次第に日本は3バックのシステムが機能し、ボールを支配し始める。前半41分、日本はPA手前で遠藤航が出したパスを鎌田大地がシュートを放つも枠を外す。

 前半43分、日本は堂安律のショートコーナーから鎌田、伊東純也と渡り再び堂安律がゴール前に鋭いクロスを入れる。これを吉田麻也がファーサイドから折り返し、前田大然がゴールに流し込んで先制する。

 後半10分、クロアチアは右サイド深い位置からユラノビッチが出したマイナス方向へのパスを受けたロブレンが、クロスを上げる。これをPA中央でペリシッチがヘッドで合わせると、ゴール右隅に決まり同点とする。

 後半19分、前田に代えて浅野拓磨、長友佑都に代えて三苫薫、後半29分、鎌田大地に代えて酒井宏樹を投入。攻撃のキーマン三苫は、DFのマークが厳しく崩し切れない。後半41分、堂安に代えて南野拓実を投入するも延長戦に突入する。

 延長戦も日本は攻め切れず、クロアチアの攻撃を許す展開も無失点に抑え、今大会初のPK戦に突入する。

 先行の日本は南野、三苫と続けて失敗。クロアチアも3人目が失敗するも、日本の4人目吉田麻也も失敗。クロアチアの4人目が決めて決着が付いた。

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