ホクリヨウは業績・配当予想の増額修正など好感され戻り高値に進む

2022年11月14日 13:09

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■鳥インフル・採卵鶏の淘汰・鶏卵相場が堅調、飼料・燃料は高騰

 ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は11月14日、大きく出直り、取引開始後に10%高の698円(65円高)まで上げた後も値上がり率7%前後で推移し、今年5月以来の水準を回復し戻り高値に進んでいる。養鶏・鶏卵の大手で、11日の5時30分に第2四半期決算と今3月期の業績予想の増額修正を発表、3月期末配当を前回発表予想の1株10円から17円に増額(前期末実績比2円の増配)したことなどが好感されている。産卵率改善などの企業努力に加え、鳥インフルエンザにより北海道内の採卵鶏の淘汰が行われ、鶏卵相場が水準を上回って推移したことなどが要因とした。

 今3月期の業績予想は、飼料価格、燃料費、物流費の高騰などがある一方、安定基金の発動、産卵率の改善、工場における一人当たりの製造量アップなどの生産性向上により相当程度圧縮したことなどにより全体に増額修正し、営業利益は従来予想の3.9倍の10.6億円(前期比20.7%増)に見直した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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