NY外為:ドル・円145円台、ドル買い後退、米長期金利低下

2022年10月27日 23:28

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記事提供元:フィスコ

*23:28JST NY外為:ドル・円145円台、ドル買い後退、米長期金利低下
NY外為市場では米長期金利の低下に伴いドル買いも後退した。朝方は米国の7-9月期国内総生産(GDP)がプラスに改善したためドル買いが再燃したが、カナダ中銀に続き、欧州中央銀行(ECB)のハト派利上げを受け米国の長期金利も低下。

米国債相場は欧州債券相場の動向に連れ、上昇。10年債利回りは3.95%まで低下し4%割れで推移した。ドイツ連邦債はECBの利上げ減速の思惑に上昇し、10年物利回りは2%を割り込んだ。

ドル・円は146円93銭から145円82銭まで下落。ユーロ・ドルは0.9973ドルの安値から1.0034ドルまで反発し、パリティを再び上回った。《KY》

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