日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感やや広がる

2022年10月21日 14:10

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記事提供元:フィスコ

*14:10JST 日経平均VIは上昇、株価下落で警戒感やや広がる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時10分現在、前日比+0.27(上昇率1.13%)の24.26と上昇している。なお、今日ここまでの高値は24.34、安値は23.77。

昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が続落した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。取引開始後は下値を売り急ぐ動きは見られない一方、日経225先物は戻りの鈍い展開で、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードがやや広がり、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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