ゼニア 2023春夏コレクション - テーラリングの“一歩先”にあるもの

2022年7月14日 07:40

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記事提供元:ファッションプレス

 ゼニア(ZEGNA)の2023年春夏コレクションが、ミラノで発表された。

■“肩の力を抜いた”新感覚のテーラード

 ラグジュアリーで洗練されたテーラリングを根幹に、肩の力を抜いた革新的なスタイルを提案しているゼニア。今季は「テーラリングの次は何だろう」という疑問を出発点に、ワークウェアやアクティブウェアから得た実用的なアイデアをユニフォームドレッシングのビジュアルと融合。柔軟で気軽な、新感覚のテーラードスタイルを作りあげた。

■“極限の軽さ”を実現する素材使い

 キーワードとなるのは、“極限の軽さ”だ。たとえば、本来厳格な雰囲気であるはずのスーツには、心地よくしなやかなタオル地を使用。中には、肌が透けるほど薄いメッシュ素材のインナーを合わせ、テーラリングを軽快に再解釈した。透明なラップアラウンドメガネも、ルックに軽やかなアクセントを加えている。

■光沢感のあるアイテムでアクセントを

 温かくナチュラルな色使い、シンプルなシルエットにも関わらずのっぺりとした印象にならないのは、光沢感のあるアイテムを随所で投入しているからであろう。歩くたび光を反射し煌めくハーフパンツや、妖艶な雰囲気を放つシアー素材のインナーなどが、コレクションにリズムをもたらしている。

■自由で流麗なシルエット

 シルエットは流麗でエフォートレス。特に注目したいのが首回りのディテールで、どのルックを取っても締め付けがない。ノーカラーシャツはあえて胸元のボタンが無い仕様になっているし、ブレザーの襟は切り落とされて“着物風”に、ジャカード地のタートルトップスも首元にゆとりを持たせて開放的な印象だ。

■穏やかでナチュラルなパレットをのせて

 カラーパレットは、パウダーホワイトやサルファー、ダスティ―ローズ、モカ、チャコールなどのナチュラルなアースカラーが中心。モノクロームや同系色の重ね着により、シルエットの美しさや素材使いの遊びが一層強調されている。

■スポーティーなバッグ&スニーカー

 シンプルで気品ある洋服にスポーティーなアクセントをプラスする小物類にも注目したい。バックパックは多数のポケットを備えた、軽量かつ実用的な仕様。ゼニアのアイコンである、3つのゴムがクロスしたデザインのスニーカー「トリプルステッチスニーカー」の新作は、洋服のパレットに合わせたホワイトやブラウン、チャコールなどのカラーで登場している。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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