日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が緩和

2022年7月13日 13:51

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記事提供元:フィスコ

*13:51JST 日経平均VIは低下、株価底堅く警戒感が緩和
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比-0.30(低下率1.30%)の22.82と低下している。なお、今日ここまでの高値は23.12、安値は22.69。

今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。市場では6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を今晩に控え、内容を見極めたいとするムードも強く、日経225先物は伸び悩む場面もあった。ただ、下値を売り急ぐ動きはなく、日経225先物が概ね底堅く推移していることから、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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