科研製薬は後場も堅調、自社株買い開始1カ月半で上限の50%に達し積極姿勢に注目集まる

2022年7月1日 15:28

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■上限35万株、5月12日から12月28日まで実施中

 科研製薬<4521>(東証プライム)は7月1日の後場寄り後に3835円(20円高)まで上げ、6月30日につけた戻り高値3880円をうかがう水準で引き続き強い相場を続けている。同日の午前11時に自己株式の取得状況(自社株買いの途中経過)を発表し、累計買付株数が自社株買い開始から約1カ月半で取得上限株数の50%に達したことなどが好感されている。

 7月1日午前11時に自己株式の取得状況を発表し、2022年5月12日から同年12月28日までの予定で実施している自己株式の取得(自社株買い:取得上限株数35万株、取得総額15億円)について、この6月末日までに取得した自己株式の累計が17万5000株になったとした。取得開始から1カ月半で取得上限株数の50.0%に達したため、自社株買いへの積極姿勢が注目されている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【特集】株安許容度を高めている銘柄にアプローチ、市場区分再編の関連銘柄が浮上(2022/06/03)
【特集】所有期間利回りで6月末配当権利付き銘柄から9%の高利回りの海運株(2022/06/06)
【特集】投資採算割り負けで増配や自己株式取得の株式還元策付き銘柄に注目(2022/05/30)
【特集】「攻め6分、守り4分」の好業績株の個別銘柄物色にフォーカス(2022/05/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事