大阪金概況:上昇、買い先行するもやや方向感の定まらない動き

2022年6月27日 16:05

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記事提供元:フィスコ

*16:05JST 大阪金概況:上昇、買い先行するもやや方向感の定まらない動き
大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7930円(前日日中取引終値↑57円)

・推移レンジ:高値7937円-安値7887円

27日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は上昇した。市場では、FRBが想定よりも早い段階で利上げの打ち止め、再緩和への転換を強いられるとの見方も増えてきており、金利のつかない資産である金の投資魅力が増すとの見方から、金先物は買いが先行した。一方、先週末の米国株の大幅高に続き今日の東京株式市場で日経平均が堅調な動きだったことから、安全資産とされる金の投資需要が萎むとの見方もあり、こうした動きや心理を映し、今日の金先物は買いが優勢ながら、やや方向感の定まらない動きとなった。《FA》

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