日経平均VIは小幅に上昇、株価底堅く警戒感広がらず

2022年6月6日 13:50

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記事提供元:フィスコ

*13:50JST 日経平均VIは小幅に上昇、株価底堅く警戒感広がらず
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は13時50分現在、前日比+0.16(上昇率0.84%)の19.17と小幅に上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.77、安値は18.81。

今日の東京株式市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。その後、取引開始後は日経225先物が底堅い動きとなり、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がっていない。一方、日経VIは不安心理の高まった状態の基準とされる20をすでに下回った水準にあることから、今日の日経VIは大きく低下することはなく、先週末の水準近辺での動きとなっている。


【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《FA》

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